シンガポールで海南チキンライスといえばマンダリンホテルのチャターボックスのものが一番有名。本当に高いのでシンガポール在住時にもたまにしか行けず本当に特別感漂う場所でした。今回は香港のK11 Museaにある支店でそのチキンライスを食べてきました。
シンガポール名物の海南雞飯(海南チキンライス)。高級レストランからホーカーセンターまであらゆる場所で食べることができますが、やはり一番高級で一番有名なのはMandarin Orchard(マンダリン・オーチャード)にあるChatterbox(チャターボックス)の海南チキンだと思います。
私がシンガポールに住んでいた頃(20年以上前)で、Chatterboxの海南チキンライスは15シンガポールドルくらいだった記憶があります。当時、学生だった私は学食で食事をすることが多かったのですが、学食の食事が1~3シンガポールドルくらいでした。覚えているのが麺は大が1.5、小が1.2シンガポールドル、缶ジュースが60セント、テータレッは50セント。チキンライスもたぶん1.5シンガポールドルとかそれくらいだったと思います。つまりChatterboxはその10倍の値段だったわけで。滅多なことでもなければ食べに行けない場所でした。
特別感あふれるChatterboxの海南チキンライスでしたが、値段がとにかく高かったですし、味に見合う値段かと言われると正直疑問だったような。ホーカーや学食で食べる海南チキンライスは安くてそれなりにおいしいものだったからです。Chatterboxは海南チキンライスを純粋に味わうというよりは、その雰囲気も含めて味わうという感じだったと思います。
さてさて、そのChatterboxの海南チキンライスですが、香港のK11 Museaにオープンし、香港でも食べられるようになりました。あのChatterboxの海南チキンライスが香港のモールで食べられる時代になったことにちょっと驚いた私でした。
香港のK11 Museaに入っている支店はB1階にあります。白が基調の店内で、女性一人でも利用しやすい雰囲気。私は一度目はコロナ禍に、二度目は最近(先週?)利用しました。今はどうだかわかりませんが、Mandarin Orchardの中のChatterboxはかなり落ち着いた、照明も暗めの店内だった記憶があり、K11の支店に初めて行った時は雰囲気の違いにちょっと戸惑いました。
こちらがメニューです☝左がランチセットメニュー、右がアラカルトメニュー。ランチセットだと、スナック(野菜かオタオタかチキンウイング)もしくはデザート(アイス)+海南チキンライス+ホットコーヒーかミルクティーで178HKドル(約3,442円)。アラカルトの場合は、海南チキンライス138HKドル(約2,668円)。
*2024年3月30日現在のレート 1HKドル≒19.34円
私はランチセットの値段があまりにも高いので、アラカルトで海南チキンライスを注文しました。友達は海南ポークチョップライスというのを頼んでいました。このお店で海南チキンライス以外を頼む人ってあまりいないと思うので、びっくりしたと同時にかっこよく見えました🤭
こちらが海南チキンライス☝2年ぶりに食べました。チキンはさすが柔らかく、3種類のソースもシンガポールの味そのまま。ただスープがかなりしょっぱかったです。おいしかったですが、やっぱり高いなぁという印象。次回はまた数年後に食べられたらいいかな?できれば一度は娘を連れてシンガポールの本店に行けたらいいなぁ、なんて思いました。
<利用日:2024年3月>
Chatterbox Café (K11 Musea店)
住所:尖沙咀梳士巴利道18號維港文化匯K11 Musea B1樓B110號舖