香港では旧正月前に毎年あちこちで花市が開かれ、旧正月中に飾る花を買い求める地元の人で賑わいます。2月の初めに娘を連れて花市に行ってきました。
旧正月、すでに開けてしまいましたが、そういえばまだ書いていなかった、旧正月前に行った花市に行った時のお話。今年は除夕(旧暦の大晦日)が2月9日、初一(旧正月の元旦)が2月10日でした。花市は2月4日から2月9日まで開催され、私たちは2月4日に行ってきました。行ったのは、荃灣 Tsuen Wan(チュンワン)の沙咀道遊樂場Sha Tsui Road Playground(シャチョイ・ロード・プレイグラウンド)で開催された花市です。
花市では旧正月に飾る縁起のいい草花たちが売られています。
黄色いレモンみたいな植物は、五代同堂(ンードイトントン、つのなす)。緑の葉が見えているのは、水仙花(スイシンファー、水仙)。水仙は、ちょうど旧正月あたりに開花するようなものが好まれます。
桃花(トウファー、桃の花)や富貴竹(フーグァイジョッ、万年竹)。今年は我が家は富貴竹を飾ろうと思っています。
やはり一番人気なのは華がある!!蘭花(ラーンファー、蘭)。100HKドル以下のお手頃価格のものから、数千HKドルの高価なものまでさまざまな種類が売られています。
金桔(ガムカッ、金柑)もこの季節あちこちで見かけます。果物屋さんでも蜜柑は売れ行きが良いです。
なお、旧正月前の花市でよくみられる縁起物の草花やその意味を以前まとめましたので、こちらも参考にどうぞ☟
花市では、草花だけでなく、旧正月に飾るアイテムも売られています。辰年なので、龍のぬいぐるみがあったり、なぜか絵馬があったり。
コロナ禍では販売されなかった縁起物の食べ物も売られていました。
娘が大好きな糖蔥餅を発見。香港の昔ながらのおやつです。1個買ってあげたらボロボロこぼしながら😅喜んで食べていました。楽しい花市散歩でした。