夫が中国製のワクチン、「シノバック」を接種してきました!
香港で接種できるワクチン
私が住む香港で接種できるワクチンは、復星医薬・ビオンテック製のワクチン(コミナティ)と、シノバック製ワクチン(コロナバック)の2種類です。前者がドイツ製、後者が中国製です。(ちなみに、復星医薬・ビオンテック製のワクチン(コミナティ)は日本で接種が始まっているファイザー製のワクチンと同じものです。)
最初は優先接種グループ(医療関係者や60歳以上の人など)の接種が始まり、現在は復星医薬・ビオンテック製のワクチン(コミナティ)は16歳から 、シノバック製ワクチン(コロナバック)は18歳から香港居民なら誰でも無料で接種できるようになっています。
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シノバック(中国製の新型コロナワクチン)接種(夫の場合)
シノバック製ワクチンにした理由
シノバックの中国製ワクチン(コロナバック)はビオンテックのドイツ製ワクチン(コミナティ)と比べると、有効性がかなり低いです。なのに、なぜシノバックにしたの?という疑問が出てくると思いますが、その理由はずばり、「中国製のワクチンを打つと、中国ビザ(就労ビザ)申請の時に招聘状が必要なくなる」から。夫同様、香港在住外国人でシノバックを接種する人の大部分はおそらく中国ビザ取得ために接種するのではないかと思います。
シノバック製ワクチン予約
香港でワクチン接種を希望する場合は、こちらのサイト(COVID-19 Vaccination Programme (covidvaccine.gov.hk))から予約を入れます。シノバックの場合は、香港各地にあるコミュニティ ワクチン センターか医管局が指定したクリニックでの接種が可能で、自分でどこでいつ接種したいかを選びます。シノバックは、接種日は例えば今日(5/23)であれば、明日(5/24)以降の日時を選ぶことができます。(ビオンテック製のワクチンの場合は、解凍するのに時間が必要なため、3日後からしか日時を選べません)
3月末、無事にワクチン接種の予約を済ませた夫。4月某日、ワクチンを受けに行くことになりました。(この時は接種可能年齢が30歳以上だったので、この予約画面でも30歳以上のカテゴリーでの予約になっています)
シノバック製ワクチン接種(1回目)
ワクチン接種を予約して数日。とうとうワクチンを打つ日がやってきました。夫にとっても人生初の中国製ワクチンの接種。私が接種するわけではないのに、なぜか私までちょっと緊張。
夫がワクチン接種会場に選んだのは、自宅のある荃灣からMTRで数駅の葵興駅から徒歩5分ほどのところにある林士德體育館Osman Ramju Sadick Memorial Sports Centre。(ここは4月当時はシノバック製ワクチンの接種会場として使われていましたが、今確かめてみたら、現在はシノバックではなく、ビオンテックのワクチン会場に変わっています)
シノバック製ワクチン接種後の副反応(1回目)
1回目のワクチン接種は「異物が入ってくる感じがして、体に衝撃があった」そうです。接種後、数日間、鼻水が出て風邪のような症状があったそうです。また頭がくらくらしたとのこと。
シノバック製ワクチン接種(2回目)
1回目の接種から約4週間後の4月末、2回目のワクチンを接種しに行きました。接種会場は、1回目と同じ林士德體育館Osman Ramju Sadick Memorial Sports Centreにしました。(1回目の会場と2回目の会場は同じでも違っても構いません)
シノバック製ワクチン接種後の副反応(2回目)
2回目のワクチン接種は、頭が少しくらくらしたものの、ほかは特に副反応らしきものはなかったそうです。
ワクチン接種記録
ワクチン接種後、ワクチン接種記録をもらいました↓