鉄子というほどではないのですが、鉄道に乗るのが好きです。先月、旧正月休暇のホーチミン滞在中に、ホーチミンからベトナム鉄道に乗ってファンティエットに遊びに行きました。初めてのベトナム鉄道、4時間ほどの旅。すべてが新鮮でワクワクしっぱなし!楽しかったです。
さて今回、ホーチミンに10日間ほど滞在する予定だったので、ファンティエットで数日過ごすことにしました。せっかくなので行きは鉄道、帰りはバスで移動することに。予め、夫に鉄道とバスのチケットを予約しておいてもらいました。そしていざ、Ga Sài Gòn (サイゴン駅)へ。
サイゴン駅は三区にあり、ホーチミンで私たちが滞在していたのも三区で、割と近かったのですが、夫がGrabで車を手配したときにルートを間違えてしまい、線路があるためにサイゴン駅になかなか到着できないというプチハプニングがありました😅私はベトナム語が全然できないのですが、グーグルマップを運転手さんに見せながら「Ga Sài Gòn(ガーサイゴン)」を連発したら、運転手さんわかってくれて、無事到着できました。
Ga Sài Gòn サイゴン駅
6時25分、サイゴン駅に到着。列車は6時40分発。中国で鉄道旅をしていたころの癖が抜けず、駅には早め早めに到着しておかないとと焦っていた私ですが、到着したサイゴン駅は意外にのんびりしていました。
チケット
チケットは予め夫がネットで予約しておいてくれました。中国と同じく、硬座(硬いシート)と軟座(やわらかめのシート)があり、予約していたのは軟座です。左が一般のチケットでサイゴン駅からファンティエット駅まで426,000ドン。右が子供(6歳)のチケットで320,000ドン。(2023年3月の時点でのレートでは、それぞれ2,593円、1,948円)
調べてみたら、子供は3歳から9歳未満、かつ身長1.3m未満は子供料金とのこと。子供料金は大人料金の75%の値段だそうです。
改札~乗車
サイゴン駅の建物に入ると、すぐに改札を発見(赤い矢印のところ)。
改札では女性の駅員さん二人が待ち構えていました。チケットを見せると、3番ホームと言われたので、3番ホームへ。
2番ホームと3番ホームが島式ホームになっていて、3番ホームのほうを見てキョロキョロしていたら、駅員さんが「そっちじゃない、こっちこっち」と2番ホームを指さして教えてくれました。どうやら乗る列車は3番ホームではなく2番ホームから出発らしいことがわかりました。
右が2番ホーム、左が3番ホーム。
7号車の入口を発見!入り口にも女性の駅員さんがいて、チケットをチェックしていました。
車内
車内はこんな感じ☝テーブルをはさんで向かいに二人ずつ座ります。窓際に夫と娘が座り、娘の隣に私が座り、私の前には知らないベトナム人の男性が座りました。青い制服の女性が車掌さんです。
無事に列車に間に合ったので朝ごはん。ベーカリーで買ったパンを食べました。車内にはかなりの大音量で音楽やアナウンスが流れていました。このままファンティエットまでの4時間ちょっと、ずっとこの音量で音楽が流れていたらどうしよう…😢と心配になりました。窓の外には隣のホームに泊まっている列車が見えました。寝台車でした。
通路を挟んで反対側には中国人の夫婦(手前の黒いパンツにグレーのトレーナーの方)とベトナム人親子(オレンジ色のジャケットの方)が座っていました。中国人のほうが、席の近くに置かれていた赤いプラスチック椅子に足を置いて座り始めました。かなり大迷惑???椅子に足を置くってありえない…
車内販売
列車が出発すると音楽がやんで静かになりました。ホッ。すぐに男性の車掌さんがやってきて、お弁当は必要かと聞かれました。オーダーを先に取っておいて、あとで配るシステムのようでした。私たちはパンやお菓子を持ってきていたので注文はしませんでした。
マンゴーやチマキ?が売られていました。
バインミー、スナック、ポップコーン、ジュースの販売もありました。
車窓から
窓が汚れていたため、窓の外の景色をうまく写真に写せませんでしたが…この写真は、サイゴン駅を出発して2時間後の写真です。
出発して約3時間後の写真。椰子の木が生い茂るエリアがあったり、畑があったり。
まもなくGa Phan Thiết(ファンティエット駅)に到着。写真は一つ手前の駅だったと思います。
Ga Phan Thiết ファンティエット駅到着
11時ごろGa Phan Thiết ファンティエット駅に到着しました。
なお、帰路のファンティエットからホーチミンへは寝台バスを利用しました。寝台バスの旅についてはこちらをどうぞ☟