海外生活24年。そのほとんどが南国(南部)だったので、南国のフルーツはほぼ網羅していると思っていましたが、まだ食べたことがないフルーツありました!!!それが黃皮(ワンピ)。初めて買って食べてみました。
皆さん、南国のフルーツは好きですか?私は大好き!特に夏は色々なフルーツを食べてビタミンや水分補給しています😁海外生活において色々なフルーツを試してみましたが、まだまだ試したことがないフルーツがありました。それが黃皮(ワンピ)。今年の夏のはじまりに街市で見かけてから気になって仕方なくて、でもほかの果物を先に買ってしまっていたり日本に一時帰国したりして、沢山の果物を短期間で消費できずで…しかも香港に戻ってきて黃皮を探し出したら逆に売っていなくて…😢今年はご縁がなかったのかなと諦めていました。
そして先日。何か果物でも買おうと、娘と一緒に夕方、果物や八百屋さん、肉屋さんなどが集まる川龍街Chuen Lung Streetをぶらぶら。夕食の買い物に訪れている地元の人で賑わっていました。夕方の時間帯、どのお店も店じまいの準備を始めるので、野菜も果物もたたき売り状態。でも、ピンと来る果物がなくて、また別の日に来ようかな?なんて思って歩いていたら…?
荔枝(ライチ)、哈密瓜(ハミ瓜)、プチトマト、龍眼(ロンガン)☝に混ざって、んんん?もしやこれは?☟
黃皮を発見しました👏値段を聞いたら、どの果物もひとかご20HKドル。安い!これは、買うしかありません。しっかり見た目をチェックして、ひとかご選びました。
大量です😅ほんとのところこの半分くらいで良かったのですが、ひとかご20HKドルと言う売り方だったので、こんなことに。時々、こういう果物屋さんで隣り合ったおばちゃんとかとシェアして買ったりすることがあるのですが、この時は黃皮に興味を示しているおばちゃんゼロだったので、無理でした。こんな大量で、めちゃくちゃ不味い果物だったらどうしようと心配しつつ、自宅へ戻りました。
買ってきた黃皮。右の写真では、自分の手で持って写真を撮っているのですが、とにかく重かったです。大量。
さて、黃皮についてですが、その名の通り、黄色い皮のフルーツ。ミカン科。中国原産で、香港だけでなく、福建、広東、広西、海南、貴州、雲南、四川、台湾などでとれるそうです。
とりあえず、枝をカットし、葉っぱをとりのぞきました。実から出てくる果汁がべたべたしていました。どう考えても一日で全部食べきるのは無理な量だったので、ネットで保存方法を検索。水で洗って、乾かしてから、冷蔵庫で保存すると5日間ぐらい持つ、ということだったので、水で洗い、ざるに開けて乾かし、タッパーに入れて冷蔵庫で保存することにしました。前回の荔枝(ライチ)の時は、塩水につけてからざるに開けて乾かして袋に入れて保存、でしたが、黃皮の場合は、塩水と書かれていたサイトがなかったので、水で洗ったのみです。
そして実食。中国語のサイトでは、皮は苦いが栄養価が高いので、苦みが気にならなければ皮ごと食べるとよいと書いてあったのですが、私は苦いのは苦手なので、皮をむいて食べました。果実は透明で、中には平べったい緑色の種がいくつか(1~3個くらい?)入っています。果肉は皮に近い当たりが甘く、種周辺は酸っぱかったです。黃皮は、柑橘系の独特のさわやかな香りのする甘酸っぱい果物でした。どこか体に良さそうな感じがしました。甘酸っぱいのが癖になりますが、次回はもう少し少量で買いたいかな。
<利用日:2023年7月>