アジアおでかけブログ

香港在住。8歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

香港|牛池灣村 Ngau Chi Wan Village ~彩虹駅そばの200年以上の歴史を持つ古い村~

まもなく取り壊される予定の、彩虹駅そばにある牛池灣村を久しぶりに訪れました。200年以上の歴史を持つ古い村です。

彩虹 Choi Hung(チョイホン)駅周辺というと、外壁が虹色に塗られた公共住宅「彩虹邨 Choi Hung Estate(チョイホン・エステート)が有名です。でも私はその向かい側にある、こちらの渋い村「牛池灣村 Ngau Chi Wan Village(ンガゥチーワン・ビレッジ)」のほうが好きで、何度か訪れています。この村は200年以上の歴史を持つ古い村なのですが、まもなく取り壊されることが決定しています。その取り壊しを前に、娘と一緒に行ったことのある、茶樓が今月末(2026年4月30日)に閉店するということで、茶樓に飲茶に行くついでに村散歩もしてきました。

牛池灣村 Ngau Chi Wan Village

牛池灣村の歴史

牛池灣村は200年以上の歴史を持つ古い村です。1819年に編纂された『新安縣志』にも牛池灣村に関する記述があります。

牛池灣村は以前は牛池灣鄉と呼ばれ、「九龍十三鄉(九龍の比較的規模の大きな13の村)」のひとつでした。沿海の客家村で、主に杜、劉、楊、余、葉、申、李、馮、曾、成などの姓氏が住み、人口は200名あまりで、そのほとんどが農業に従事していました。第二次世界大戦後、さらにほかの姓氏が流入してきたため、祠堂はかつて15間以上もありました。孫文の兄である孫眉もここにかつて住んだことがあるそうです。

急激な人口増加で住宅不足が深刻になり、香港政府は公共住宅の大規模な建設に乗り出し、十三鄉の大部分の土地が公共住宅建設のために使われ縮小、牛池灣鄉もその範囲が龍翔道と清水灣道の交差点一角のみになり、牛池灣村と呼ばれるようになりました。現在、村には鐵皮屋(トタン板で作られた簡易住居)や唐樓の住宅が並んでいます。

牛池灣村の様子

牛池灣村 Ngau Chi Wan Village
牛池灣村 Ngau Chi Wan Village
牛池灣村 Ngau Chi Wan Village
牛池灣村 Ngau Chi Wan Village

以前来たときに娘にアイスを買ってほしいとねだられた売店もすでに閉店していました。その裏手の祠はまだ住民の方がお参りに訪れていました。

牛池灣村 Ngau Chi Wan Village

トタン屋根の家が目立ちます。

牛池灣村 Ngau Chi Wan Village
牛池灣村 Ngau Chi Wan Village

新龍城茶樓

「新龍城茶樓」は創業67年の牛池灣村の茶樓(広東式レストラン)です。取り壊し期限を前に、今月末(4月30日)に閉店することが決まっています。娘が赤ちゃんの時に訪れたことがあり、今回久しぶりに飲茶に行きました。

新龍城茶樓
新龍城茶樓

牛池灣街市

牛池灣市政大廈 Ngau Chi Wan Municipal Services Building(ンガゥチーワン・ミュニシパル・サービス・ビルデング)のGFと1Fには、街市が入っています。

牛池灣街市 Ngau Chi Wan Market
牛池灣街市 Ngau Chi Wan Market

<散歩日:2026年4月9日>