イミグレで取るビザオンアライバルVOAで香港から深圳に行ってきました!以前は深圳在住、現在は香港在住の私が詳しく説明します!実際の写真を交えながらの実践編です。
ビザ取得の際必要なもの
パスポート、現金、携帯などのほかに絶対に必要なものはこちら👇
微信(Wechat)アプリでの出入境健康申明卡の提示
2023年11月1日より出入境健康申明卡の提示は不要になりました。
イミグレの建物に入って一番最初にするのが、出入境健康申明卡の提示です。Wechatアプリから申告し、QRコードを機械で読み取ります。
Wechatアプリ申告の仕方
左はWechat版、右がネット版。ネット版はなぜか私は開けず。Wechat版は、Wechatから上の写真のコードを読み取ると、☟この画面が出てきます。
まずは☝赤く四角で囲ったところをクリック。
☝赤く四角で囲った「我知道了」をクリックして、申告をします。
☝するとこの画面がでてきます。以前申請したことがあればこのように名前と申請時間という項目が出てきますが、初めての申請である場合は、赤い丸で囲まれた「+」のマークをクリックします。
次に出てくるのがこの画面☝
☝こんな感じで記入すればよいです。身分証明の種類は护照(パスポート)を選び、身分証明の番号はパスポート番号を書きます。下の手机号或固话は、お持ちの携帯電話番号が中国のものであれば境内を、中国外であれば境外を選択し、電話番号を書きます。最後の健康状態のところは、特に症状がなければ「否」を選択し、提交申报をクリックして終了。
提出すると、☝この出入境健康申明卡のQRコードが出てきます。これをイミグレの建物に入ってから機械にかざします。申請した際にこのページをスクリーンショットしておくと便利です。
クレジットカード
ビザの支払いに必要です。支付宝で支払いも可能のようでした。日本パスポートの場合はビザ料金は168元です。
申請用紙
申請用紙はイミグレのビザオンアライバル申請場所においてあります。写真も必要ですが申請場所の隣に写真撮影する機械があり(撮影無料)、その機械で撮影した写真データが直接イミグレのPCに送られるシステムになっています。
香港から深圳へ
どのイミグレから深圳に入るか
前回の概要編で書いた通り、香港から深圳に向かう際、ビザオンアライバルを取得できるのは羅湖、皇崗、蛇口の3つのイミグレのみです。☟
一般的に羅湖はMTR(電車)、皇崗はバス、蛇口はフェリーでの利用になります。なお、羅湖と同じくMTRでアクセスでき、コロナ前は外国人旅行客も多く利用していた福田(香港側は落馬洲)はビザオンアライバルは取得できないので注意です。
おススメは皇崗
3つのうちおススメは皇崗です。私たちも皇崗で2度ビザオンアライバルを申請しました。
羅湖はMTRでアクセスできるので便利なことは便利なのですが、定員にすぐ達し、申請できない場合があります。4月のイースタ休暇に羅湖でビザオンアライバルを申請し深圳に遊びに行った韓国人の友人(娘のクラスメイトの親御さん)によると、8時半に到着したにもかかわらずすでに列ができており、ビザを取得できたのは12時ごろだったとのこと。また、私たちが皇崗でビザを申請しているときにも、羅湖でビザを申請しようとしたら定員に達してしまって申請できず、皇崗まで来た、という外国人が3組いました。
実際の様子(2023年4月30日)
皇崗に行くバスは、香港の各地から出ています。旺角線、油尖線、觀塘線、灣仔線、荃灣線があり、私たちは荃灣に住んでいるので、荃灣線を利用しました。(ほかの路線も以前利用したことがありますが、コロナ後は利用していないので、時間があるときに乗車場所など写真を撮ってこちらでご紹介できればと思います。)
荃灣からバスで皇崗へ
荃灣から皇崗に向かうバス(荃灣線)は、荃灣の愉景新城D Parkから出発し、荃灣駅のバス停に寄り、落馬洲管制站(香港側のイミグレ)に向かいます。
こちらは愉景新城D Parkのバス停です☟
バス停にも「出入境健康申明を忘れずに!」の張り紙がありました。慌ててWechatアプリから申告をした私たち…😅前に並んでいた香港人カップルにもやり方聞いちゃいました。
そしてバスがやってきました。本当に久しぶりのこのバス、久しぶりの深圳への旅。
バスに乗って写真を一枚。支払いは以前はこの窓口でオクトパスカードもしくは現金を使って支払い、チケットをもらうというシステムでしたが、コロナ後はバスにある機械に直接オクトパスカードをかざしてから乗車するというシステムに代わっていました。現金だと恐らくこの窓口で支払ってチケットが発行されるのだと思いますが…オクトパスを利用した場合は、香港側のイミグレ(落馬洲管制站)を出て再度バスに乗り込み深圳側のイミグレ(皇崗)に向かう際、同じオクトパスをバスの機械にかざす必要があります。
なお、5月31日までのプロモーションで7:00~23:59の間にバスに乗車する場合は、本来45HKドルのところ、40HKドルとなっています。
次のバス停はこちら☝荃灣駅前のバス停です。美心皇宮Maxim's Palaceというレストランのちょうど下にあります。
バスが出発して25分くらいでイミグレへの一本道まで来ました。奥に見えるビルは深圳のビルです。
まもなく落馬洲管制站(香港側のイミグレ)に到着します。到着後、バスを降りてイミグレ、税関を通り、建物を出ると☟ここに出ます。先ほどと同じ荃灣のバスの列に並びました。
バスに乗るときは、最初に乗った時に使ったのと同じオクトパスカードを使います。違うカードを使うと恐らくまた40HKドルかかってしまうので注意。
バスは落馬洲管制站を出て、深圳河を渡り、皇崗へと向かいます。河を渡るだけなので数分で到着します。☝写真奥に見える白い橋はMTR落馬洲駅(香港側イミグレ)と福田(深圳側イミグレ)をつなぐ橋です。
皇崗に到着
バスを降りるとそこは皇崗口岸です。久しぶりの皇崗口岸は新しく変わっていました。
☝出入境健康申明を忘れずに!!建物に入る際、改札のようなものがあって、先ほど取得したQRコード☟をかざさないと入れません。
いざ深圳へ
ビザオンアライバルVOA申請
機械に出入境健康申明のQRコードをかざして入ったあと、すぐ左側にビザオンアライバルの申請カウンターがあります。「口岸签证Port Visa」と書かれたカウンターです☟
カウンターのオープン時間は9:00から16:30。これは羅湖も同じです。カウンターに到着したら、カウンターに置いてある申請用紙を書きます☟
表裏忘れず書きましょう。
そしてカウンターの隣にある証明写真機☝で写真を撮ります。控えとして写真付きのレシートが出てきますが、写真データはそのままイミグレのシステムに送られます。
申請用紙を提出し、番号札をもらいます。(写真の番号札は2度目の5月4日に行った時のものです。4月30日に行った時の番号札は写真を撮り忘れました)そして問題なければ、ビザ代を支払います。日本パスポートの場合は168HKドルです。支払いはクレジットカードで。支付宝で払っている人もいました。
支払いが済んだら、番号札の番号が呼ばれるまでひたすら待ちます。だいたい30分くらいです。その間に入国手続きのカウンター近くにいるイミグレ職員から入国カードをもらって書いておくといいです。
ビザ取得し入国審査
無事ビザを受け取りました☝入国カードにビザ番号を書くのをお忘れなく。入国カードを書き終えたら、入国手続き。外国人と書かれた入国審査の列に並び、ビザの貼られたパスポートと入国カードを提出します。顔写真や指紋などをとられ、パスポートにスタンプが押されれば入国。手荷物検査のあと、建物を出て、深圳に到着です。