先日せっかく屯馬線に乗って九龍城まで行ったのですが、残念な茶餐廳に入ってしまいました…
屯馬線が全線開通した日、娘とヘルパーさんを連れ、屯馬線に乗って宋王臺駅まで行き、九龍城をお散歩しました。その日は屯馬線効果で宋王臺駅も九龍城の町もかなり人が多く、娘が疲れてしまったので、目に留まった好旺茶餐廳に入ってみました。
じゃーん。こちらのお店です。調べてみたら、支店は二つ、長沙灣と九龍城にあるようです。九龍城のほうは最近オープンした新しい支店です。
お店に入り、テーブルに座りました。最初、給湯器のそばのテーブルしか空いていなくてとりあえずそこに座ったのですが、熱湯が近くにあると思うと気が気ではなかったので、別のテーブルが空いたのを見つけて、そちらのテーブルに移動しました。店員さんはとても感じが良かったです。
メニューはこちら↑お昼ご飯にいっぱい食べすぎたのと、娘がパイナップルパンが食べたいというので、菠蘿油餐(バターを挟んだパイナップルパンセット、コーヒーか紅茶付)二つと菠蘿油(バターを挟んだパイナップルパン)一つを注文しました。菠蘿油餐は37HKドル(約529円)、菠蘿油のみでも20HKドル(約286円)で、なんでこんな高いの?と内心思いましたが…
ちなみに、セットのドリンクはアイスにしたので、3HKドル追加でかかり、ひとセットが40HKドルになりました。3人で合計100HKドル(約1,431円)。高いけど、おいしければいいかな?と思ったのですが…注文後すぐに驚くべきことが起きました。
なんとお店の中にパイナップルパンがないらしく、オーナー一家らしき男性が、新米の店員さんらしきおばちゃんに「パイナップルパン買ってきて。この数軒先に〇〇って店があるから」と言って、お金を渡し、おばちゃんをお使いに行かせたのです。ちょっとちょっと。言ってること聞こえてるし、わざわざ数軒先のパン屋に買いに行くなら、ここで食べる必要ないよ?と内心思いました。でもまあおいしいパイナップルパンであればいいかな?と思い待っていると…
出てきたのはこれ。このパイナップルパン。かなり小ぶり。菠蘿油餐なので、パンの中にはバター。付け合わせは、ベーコン、ソーセージ、ハム、スパム、目玉焼きの中から二つ選べたので、私はハムと目玉焼きをチョイス。
はっきり言って…このパイナップルパン、見てすぐにわかる安いパイナップルパン。たぶん、3HKドルとか高くて4HKドルくらい。荃灣だったら2HKドルかも。
あまりにもひどいので、正直食べる気をなくしましたが、せっかく頼んだので食べました。
ハムと目玉焼きを挟んでみたらおいしそうに出来上がりましたが、このパイナップルパン、まったくもって納得いきません…娘のなんて、バターが挟まっているだけで20HKドル。ありえない。
店員さんは感じよかったけれど、値段が高すぎるし、もうこりゃないな…と残念な茶餐廳でした。
まあまともだったのはアイスレモンティー位でしょうか…今まで色んな茶餐廳を試してきましたが、ここまで値段と食べ物が釣り合っていない茶餐廳はなかったので、あまりのひどさに逆に笑えてきてしまったほどでした。
これは新しいお店だから…とサクッと許すことができないレベル。もう2度目はないです…
<利用日:2021年6月27日>
好旺茶餐廳 侯王道店
住所:九龍城侯王道95號地舖