アジアおでかけブログ

香港在住。6歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

<香港>AIRSIDE ~カイタック空港跡地にオープンした大型モール~

去年(2023年)9月に旧空港跡地に試営業が始まった大型モール、AIRSIDE。今回初めて行ってきました!私にはちょっと難しい造りで、モール内で迷いました(笑)

AIRSIDE

啟德(カイタック)空港跡地にオープンした大型モール、AIRSIDE(エアサイド)。映画館、レストランやスーパー、無印良品やドイツの家電メーカーMiele、コーヒーブランドNespressoなどが入っています。

AIRSIDE

入口のところでタイのかき氷店、after youを見つけました。コロナ禍では、銅鑼灣Causeway Bayの支店によく行きました。この支店は平日はあまり混まなそうで意外に穴場かも?ほかにもファーストフード店やドリンクスタンド、フードコートからウエスタンフード、日本料理、韓国料理、高級中華までいろんなお店が入っていました。

AIRSIDE

AIRSIDEは単なるモールではなく、アート作品があちこちにあり、不定期にアート作品の展示も行われています。今回はゆっくり見学する時間がなかったので、今度ゆっくり来ようと思いました。

AIRSIDE

唯一見られたのはこちらの展示↑想飛・續飛 Keep Flyingという、啟德(カイタック)空港の約70年の歴史を振り返る展示です。私が子供の頃、香港好きの祖父母に連れられ香港に遊びに来たときはまだ啟德空港の時代で、右の写真にあるチェックインカウンターやイミグレなどまさにこんな感じだったと覚えています。

AIRSIDE

航空券の値段も飛行時間も今とは違いすぎてよくわかりませんが、とにかく1949〜1950 年半ばの航空券は、一般市民の10年分の給料に値するほど高価で、まだ簡単に飛行機に乗れない時代でした。

啟德空港の最後の日、1998年7月6日に最終便が飛び立った後、当時の政務司司長であった陳方安生(アンソン・チャン)と民航處處長Richard Siegel(リチャード・シーゲル)が滑走路の明かりを消すセレモニーを行いました。右の写真に書かれている "Goodbye Kai Tak, and thank you!"という言葉は、 午前1時17分、Richard Siegelが 滑走路の明かりを消した際に発した言葉です。これで73年にわたる啟德空港の歴史にピリオドが打たれました。

とても小さな展示ではありましたが、当時の写真が沢山載っていて、興味深く見学しました。あの啟德空港の跡地が今こんな風に生まれ変わっていることに改めて驚きを感じました。

今回はずっと気になっていたAIRSIDEに行くことができて、少しですが展示も見られてよかったです。ほかにも不定期で様々な展示が行われているようなので、また食事や展示を見に訪れたいなと思いました。今回初めてだったのと、エスカレーターの位置が微妙でお店が見つけにくかったのとで、モール内で迷ってしまったので、次回は迷わないように気を付けたいと思います🤣

AIRSIDE

住所:啟德協調道2號

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