茶餐廳でおいしいアップルパイを食べてきました♥
皆さん、アップルパイって好きですか?私は甘すぎるのは好きではないのですが、程よい甘みと酸味のものは好きです。先日、友達と一緒に大埔でおいしいアップルパイを食べてきました。
行ったのは、華輝餐廳Wah Fai Restaurant and Cake Shopというちょっと古めかしい、歴史ある茶餐廳です。広東語の先生に教えてもらい、名物のアップルパイを食べに行ってきました。
早速お店の前にエッグタルトとともに並んでいました、アップルパイ♥期待しながら、お店に入りました。
平日の14時過ぎだったこともあり、店内はそれほど混んでおらず、何とも言えないまったりした雰囲気が流れていました。一人のお客さんが結構いました。
テーブルにつき、メニューをチェック。すでに昼食を摂ったあとだったので、アップルパイとミルクティーのみを注文しました。
ミルクティーとミニアップルパイがやってきましたー。見かけはとっても地味!!!ちょっと不格好なところが手作りっぽさを醸し出していてとてもいい感じですね。
食べてみると、リンゴがごろっと。シナモン味がほんのり、甘さは控えめ。パイ生地はクッキーに近い感じです。甘すぎるデザートが苦手でも、ぺろりと食べられちゃうアップルパイでした。濃いミルクティーも良し。チキンパイも有名のようなので、次回はチキンパイも試したいです。
ちなみにこのお店についてネットの記事を読みました↓アップルパイが結んだ、朴訥な店主と、明るい奥さんのお話。広東語がわかる方はぜひ読んでみてください。
記事の内容ですが、日本語で要約するとこんな感じ↓
店主は大埔にある離島、塔門出身で、洋菓子のパティシエにあこがれて、1960年代に島を出て、中環(セントラル)の美心Maxim'sや告羅士打行The Glocester Cake Shopや百樂酒店Park Hotelなどで修業した後、1970年代に大埔に戻り、お店を開きました。
資金不足であったため、最初は長兄との合資で海棠という名前の、洋食やパンなどを売るレストランを開きました。そのお店は海岸沿いの廣福道にあり、当時水上生活者や近くにある工場で働く人や学校の生徒が来てにぎわったそうです。
その時に、ちょうど近くの衣料品工場で働いていた女性が毎日パンを買いに来たそうで、その女性を気に入った店主がアップルパイで彼女の気を引き、2人は意気投合、結婚しました。まさにアップルパイが結んだご縁、ですね。
その後、廣福道の前の海が埋め立てられ、お店が寶益街に移転すると、売り上げが激減、一緒に働いた長兄はこのビジネスから退き、店主は独立を決め、鄉事會街の現在の場所に店舗を構えたそうです。
華輝餐廳Wah Fai Restaurant and Cake Shop
住所:大埔鄉事會街13號