1925年1月24日に開港し1998年7月6日まで香港の空の玄関であった啟德空港(カイタック空港)。九龍城区にあり、ビル群すれすれを飛行機が飛び、世界一着陸が難しい空港として有名でした。私が子供の頃、香港好きな祖父母に連れられて香港に遊びに来た際も、利用したのはこのカイタック空港でした。
さて、今年はそのカイタック空港開港100周年ということで、香港セブンズ最終日である今日(3/30)、キャセイパシフィック航空が記念の低空飛行を行いました。
フライトナンバーはCX8100。現在の空港、赤鱲角(チェクラプコック)空港を16時に離陸し、ビクトリアハーバーを上空を通り、香港セブンズが行われていた啟德體育園(カイタック・スタジアム)上空を通り、東龍洲上空をぐるっと旋回し、再度ビクトリアハーバー上空を通るというフライトです。
正直なところ、市内のビクトリアハーバー沿いであれば、もしくは少し高めの場所であれば、どこからでも見られると思ったのですが、娘の友達家族(香港人)に話したところ、「啟德(カイタック)に見に行こう!」と盛り上がって、カイタックへと向かいました。


MTRの啟德 Kai Tak(カイタック)駅のD出口を出て、啟德體育園 Kai Tak Sports Park(カイタック・スポーツ・パーク)のほうに歩いていきました。


駅のこちら側に来たのは1年ぶりで、あまりにも風景が変わっていて驚きました。しかも、歩道橋の上に人が沢山…すでに低空飛行を待ち構えていました。友達家族は赤ちゃん連れだったので、歩道橋の上には行かず、近くの子供のプレイグラウンドから見ることに。
フライトレーダーでCX8100の場所をチェック!!まだ青衣だーとか、尖沙咀だーとか言いながら…
来ましたー!!が、低空飛行過ぎて(!)、平面から見ると木々が邪魔してあまり見えませんでした。
ということでもちろんですが、東龍洲から引き返してくる飛行機を待ちました。そして今回は子どもたちを連れて歩道橋に上り待ちました。
来たー!!歓声があがりました。今回は結構長い間見ることができました。ビデオに撮ったので、☝これはビデオからの切り抜きです。普段、私達が住んでいる荃灣 Tsuen Wan(チュンワン)からも飛行機を見ることができますが、やはり今回は低空飛行と言うこともあってそれと比べると大きさが全然違いました。
見終わった後、娘の友達(香港人)のパパママに、「…それで、カイタック空港利用したことあった?」って聞いてみたら、「えーと、飛行機に初めて乗ったのは20代初めの2004年だから…」と返事が返ってきて、思わず「カイタック利用したことないんかい!!!」と突っ込み🤣🤣🤣まあでも、九龍城の学校に通っていたようなので、普段から飛行機が飛んでいく様子は見ていたかと思います?


さて、今日はあまりにも寒くて(気温13度)、ヒートテック、セーターそしてコートを着て行ったものの、寒すぎてもう無理!!となりまして、去年12月にオープンした啟德零售館 Kai Tak Mall(カイタック・モール)に行きました。モールに入る前に、小さい缶のコカ・コーラゼロを無料で配っていたのでもらいました。


そしてモールの中に入ったら、こちらもコカコーラゼロの販売機があり、こちらは通常サイズで1HKドルで販売していたので、子供たちが面白がってオクトパスで1本ずつ購入😅私のバッグの中、コカコーラゼロ祭りみたいになってしまいました。
モールの中でお手洗いに行ったり、ちょっと買い物したりしてから、モールのそばにある子供用のプレイグラウンドで子供たちを遊ばせ(その間、大人凍える…)、18時近くなったので帰ることに。


帰りは宋皇臺 Sung Wong Toi(ソンウォントイ)駅へ。


<行った日:2025年3月30日>