久しぶりに灣仔に行き、一人で暇だったので香港競馬の歴史を紹介している博物館、香港賽馬博物館に行きました。ほかにほとんど人が来なかったので、のんびり競馬場を眺めたり展示を眺めたりできました。

娘の友達の誕生日会が灣仔であったので、娘を会場に送り届けてから、ひとりで灣仔を散歩することに。2時間ほど暇だったので、博物館にでも行こう思い、思いついたのが跑馬地 Happy Valley racecourse (ハッピーバレー競馬場)にある博物館。こどもがまだ小さかったときに抱っこ紐で抱きながら見学したことがあり、そのときはあまりじっくり見られなかったので、久しぶりに行ってみることにしました。






香港賽馬博物館 The Hong Kong Racing Museum(香港競馬博物館)は香港賽馬會 The Hong Kong Jockey Club(香港ジョッキークラブ)の建物の2階にあります。


同じ階に土産物屋とレストランがあります。ほとんどがこのレストランを訪れるお客さんで、わざわざ博物館に行く人は全然いませんでした。

博物館は入場無料。中に入って一番に目が留まったのは跑馬地 Happy Valley racecourse (ハッピーバレー競馬場)の景色!競馬が行われている時間帯ではないので、一見普通のスポーツグラウンドみたいに見えますね。
ちなみに、この競馬場、真ん中が本当にスポーツグラウンドになっていて、サッカー場やランニングのトラックもあります。馬が走るトラックはだめですが、真ん中にあるスポーツグラウンドは地下道を通って行くことが可能です。以前、コロナ禍で夜歩いたのですが、とても雰囲気が良かったです。

かなり小さな博物館ですが、香港競馬の歴史、競馬に出場する馬、馬主、騎手、厩務員、調教師、歴代のレース、馬券、などについて紹介されています。


跑馬地馬場 Happy Valley Racecourse(ハッピーバレー競馬場)は1846年に開設されました。左の写真は第二次世界大戦中、右の写真は1894年の竹製のスタンド席。

展示物の中でひときわ目を引いたのが、こちらの馬の骨格標本。祿怡 Silver Lining(シルバー・ライニング)のものです。

奥にあるのが調教師ジョージ・ムーアが使用していたかばん。手前の右側が騎手の入場バッチ(1960年代、2000年代)、左側が調教師の入場バッチ(1960~1990年代)。


様々なトロフィーが展示されていました。左の写真の下段中央にあるのがQueen Mother Memorial Cup(クイーン・マザー・メモリアル・カップ)のトロフィー。右の写真は1978年に沙田馬場 Sha Tin Racecourse(沙田競馬場)がオープンした際に創設された沙田錦標 Sha Tin Trophy(シャティン・トロフィー)のトロフィーや初回1978年のレースプログラム。

20世紀初め以前は、レースに出場する馬のほとんどは中国から香港に列車で輸送された蒙古馬だったそうです。

翠河 River Verdon(リヴァー・ヴァードン)のはく製。翠河は、3度香港年度代表馬に選ばれ、香港競馬初の香港三冠馬となった競走馬。

1918年の競馬大会のプログラム。シルク地にハンドペイントを施したもの。競馬場に足を運んでいた人々の優雅な生活が垣間見られます。

1950年代の馬經(レース概要や予想などが記載された冊子)。ほかに馬券の展示もありました。


会員入場用バッチ☝男性と女性用があります。右は1990年代の入場用バッチで、香港が中国に返還された1997年以降、1997-1998年のものから中国語も併記されています。
競馬場が設置された当初は男性のみしか会員になれず、その後女性も会員になれるようになりました。また1926年までは中国系は会員になれなかったそうです。

女皇盃 Queen Elizabeth II Cup(クイーンエリザベス2世杯)。クイーンエリザベス2世杯は、エリザベス2世が跑馬地 Happy Valley racecourse (ハッピーバレー競馬場)を訪れたことを記念し、1975年に設置されました。

測量機の展示もありました。

馬券の販売機。

沙田馬場 Sha Tin Racecourse(沙田競馬場)の模型。

香港競馬100周年を記念して製作されたエルメス製のスカーフ。


土曜日の午後でしたが、ほとんど人がおらず、のんびりと見学できました。競馬には興味はないのですが、歴史には興味があったので楽しめました。こぢんまりとした博物館なので、散歩がてらちょっと立ち寄って見学するのも👍です。
香港賽馬博物館 The Hong Kong Racing Museum
開館時間:月~日 12:00~19:00
レース日(ナイトレース、トワイライトレース) 12:00~21:00
住所:跑馬地馬場快活看台2樓
About the Museum - The Hong Kong Racing Museum - About HKJC - The Hong Kong Jockey Club