久しぶりに価格がお手頃でおいしい点心のお店、全記に行ってきました。
土曜日のお昼は、最初娘が「チキンライスが食べたい!」と言ったのでタイ料理レストランに行こうかと思ったのですが、向かう途中で、娘がいきなり全記を指さして
私ここで食べたい!
えー、並んでるよ?並びたいの?あっちのレストランだったらすぐに入れるのに?
大丈夫、並ぶ!!
と言い出しまして、久しぶりに全記で飲茶することにしました。
こちらが全記です。点心専門店なので、いつ行っても点心が食べられます。
全記には、荃灣に引っ越してきてすぐ、まだ娘が7か月のころからちょくちょく通っていました。ところが、ここ1年位でどんどん人気のお店になってしまって、足が遠のいていました。この間行った時も、お店の前に数名お客さんが並んでいました。しかもなかなか列が進まなくて、娘が騒ぎ出すんじゃないかとヒヤヒヤでした。が、どうしてもここで食べたかったのか(?)、娘はいい子にして並んでいました。
12時55分から並んで、入店できたのは13時25分位。30分並んじゃいましたよ。
お店の壁に貼られた注意書き。
「本店の職員は広東語しかわかりませんし、
メニューの説明はできませんので、ご承知おきください。
PS 小さいころに勉強しなかったので、外国語はわからないんです」
これを見るたびに思うのですが、何かあったのかな???
2/18から新型肺炎対策で、レストランやスポーツ施設、娯楽施設などに入るときには、安心出行Leave Home Safeのアプリ画面でお店のQRコードをスキャンするか、手書きで連絡先と名前、利用日時を書いて登記しないといけなくなりました。
私は安心出行Leave Home Safeのアプリはダウンロードしていないので、どこでも手書き登記しています。ここでも手書きで登記しました。
登記をし終えて、紙を店員さんに渡すと、お茶はどれがいいか聞かれました。いつもの通り、普洱(ポウレイ、プーアル茶)と言ったのですが、数分後やってきたのはなぜか鐵觀音(ティッグンヤム、鉄観音茶)でした。忙しすぎたのかな?
ティーバッグは香港産の陸羽茶包のものです。それにしても、鐵觀音の英語ってIRON BUDDHAだったんですね…?
こちらがメニューです。点心はどれもお手頃価格、茶位はひとり3HKドル(約41円)と安いです。もちろんサービス税(10%)はかかりません。
この日は娘、私、そしてヘルパーさんの3人で利用したので、点心を5つ注文しました。
まずやってきたのは、脆皮蝦腸粉です。ぷりぷりのエビをパリパリの皮で包んでから、腸粉で包んだものです。
腸粉のモチッと中の皮のパリパリ、エビのぷりぷりを楽しめる一品です。結構ボリュームあります。
そして鵪鶉蛋燒賣、珍珠糯米雞、炸雲呑、流沙包。
鵪鶉蛋燒賣はウズラの卵が上に載った焼売です。素朴な見かけと味が好きです。珍珠糯米雞は、いわゆる鶏肉のちまきです。もちもちちまきおいしいです。炸雲呑は、揚げワンタン。パリパリに揚げられたワンタン、娘も大好きです。
美しい流沙包(ラウサーバーウ、カスタードまん)は、本来であれば中のアツアツカスタードがとろーーっと出てくるのですが、最後のほうに食べたため、とろーーっはなく、すでにカスタードが固まってきてました。
とろとろカスタードで食べたい場合は、テーブルに置かれたらすぐに食べることをお勧めします。
お会計は132HKドル(約1,847円)でした。やっぱり安いですし、値段の割に点心がおいしかったです。出来立ての点心が食べられるのはいいですよね。しばらく足が遠ざかっていましたが、空いているときを狙ってまた来ようと思いました。
一旦客足が引きましたが、お店を出た時(14時半)、ふたたび列ができていました。
全記點心專門店C.K Dim Sum
住所:荃灣兆和街16號地舖