アジアおでかけブログ

香港在住。7歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

香港|ビクトリア市境界石 @ ボーウェン・ロード

1903年に、当時の香港政府によって、ビクトリア市の境界に建てられた境界石。現在、9つの境界石が残っています。そのうちの一つ、ボーウェン・ロードにある境界石を散歩がてら見に行きました。

City of Victoria Boundary Stone @ Bowen Road

1841年、英国人によって香港島が占領されると、当時の英国君主であったビクトリア女王の名にちなみ、ビクトリア市という居住区が設立されました。そして、1903年末には、香港政府が正式にビクトリア市の境界を明文化し、その境界に境界石を建てました。これがビクトリア市境界石です。この境界石のうち、9つが現存しています。

先日、たまたま香港島の半山 Mid Levels(ミッド・レベルズ)に行く用事があり、その帰りに散歩がてら維多利亞城界碑 City of Victoria Boundary Stone(ビクトリア市境界石)を見に行ってきました。

半山 Mid Levels
寶雲道 Bowen Road

寶雲道 Bowen Road(ボーウェン・ロード)までやってきました。ここは、寶雲道健身徑 Bowen Road Fitness Trail (ボーウェン・ロード・フィットネス・トレイル)という散歩やジョギングのコースになっています。

寶雲道 Bowen Road

下のほうには跑馬地馬場 Happy Valley Racecourse(ハッピーバレー競馬場)が見えました。

City of Victoria Boundary Stone @ Bowen Road

そして境界石を発見↑かなりひっそりと建っていました。「City Boundary 1903」と彫られています。これより北がビクトリア市だったそうです。

寶雲道 Bowen Road

少し先まで歩いてみました。ジョギングやウォーキングに来ている方もちらほらいました。

寶雲道 Bowen Roadからの眺め

時間があればこの先にある婚姻石 Lover's Rock(ラバーズ・ロック)も見に行きたかったのですが、時間があまりなかったので、この後引き返しました。

かなり地味な歴史散歩となりましたが、このビクトリア市境界石、点在しているので、また暇なときにちょこちょこ探しに行けたらと思います。

<散歩日:2025年6月>

ビクトリア市境界石 @ ボーウェン・ロード