約60年続く、マカオの老舗茶餐廳。店内は昔ながらのレトロな雰囲気で心地よく、地元の人にも観光客にも愛される茶餐廳です。今回は午後のおやつで利用しました。
私はマカオが大好きで、香港に住む前から何度もマカオに遊びに行っているのですが、10数年前に初めて行って気に入ってしまった大好きな茶餐廳があります。それがこちらの南屏雅敘 Nan Ping Cafe。地元の人にも観光客にも愛される、1966年創業のマカオの老舗茶餐廳です。
黄緑色のタイルで彩られたお店の正面。たぶんマカオ特別行政区の旗が緑色だからだと思うんですが、自分の中で「マカオは緑色」みたいなイメージがあって、このお店の外観を見ただけで、「ああ、マカオの茶餐廳だなぁ」と思ってしまいます。お店の脇には新聞や雑誌を売る売店があるのも、昔ながらの雰囲気。
店内入ると、上に続く階段がありますが、上は開放されていません。入り口近くに座っているおばあちゃんに、「どこでも座ってー」と言われて、平日の午後で空いていたこともあって卡位(ボックスシート)へ。この写真を撮ったのはお店を出るときだったので写っていませんが、いつもお店に入るとこのおばあちゃん階段のところにある椅子に座っています🤭私が行くときだけ、たまたまかもしれませんが。このおばあちゃんの感じの良さもこのお店のいいところ。
店内の様子。昔ながらのレトロな雰囲気。茶餐廳というより冰室と呼びたい感じ。平日(火曜日)の12時40分。地元の人が多めの店内。
古き良きマカオと言う感じ。時々バイクや徒歩で地元のお客さんがやってきて、パンをテイクアウトしていきます。お店に入る前に沙翁(サーヨン、中華ドーナツ)がショーケースに積み上げられていて美味しそうだなと思ったのですが、案の定、沙翁をテイクアウトしていくお客さんが多かったです。
牛腩咖哩麵(牛バラカレー麺)を食べた後だったので、軽ーく何か食べることに。私もせっかくなので沙翁(サーヨン、中華ドーナツ)とミルクティーを頼みました。
こういうお得なセットもありました。
メニューを何気なく見ていると、香港の古めの茶餐廳・冰室でも見かける鮮蛋滾水(熱湯に生卵を割って入れたもの)を発見。私は卵があんまり好きではないので、頼んだことはないですが、元気が出る飲み物?なのかな…そういえば、シンガポールのコピティアム(カフェ)でも、朝ごはんに半熟卵とカヤトースト食べたりしますよね。そういう感覚?そしてその下に、清香奶水(コンデンスミルクを水で割った飲み物)もありました。それはおいしいのか、激謎です。
さてやってきました☝沙翁(サーヨン、中華ドーナツ)とミルクティーで、23パタカ。沙翁は外がサクサク、中がふんわりたまごの風味で、かなりおいしかったです。おやつタイム、あまりにも居心地よくて、時間がないのに長居しそうになりました😅
まったりした昼下がりの南屏雅敘。名残惜しいですが、お店を後にしました。
<利用日:2024年11月5日>
南屏雅敘 Nan Ping Cafe
住所:澳門新馬路十月初五日街85-85A號地舖
営業時間:6:30~18:30