香港から直接マカオに行くには、2つの方法があります。一つはフェリー、もう一つは陸路(最近開通した港珠澳大橋を渡って行く方法)です。
港珠澳大橋を利用して、香港からマカオに行く方法について説明したいと思います。
港珠澳大橋について
2018年10月24日に開通した、香港、珠海、マカオの3地をつなぐ世界最長の海上橋です。全長は55㎞で、約6.7㎞の海底トンネルと4つの人工島からなっています。英語名のHong Kong-Zhuhai-Macao Bridgeを省略して、HZMBと書かれることもあります。
大橋の東側と西側に人工島があり、大橋の東側の人口島には香港のイミグレ「香港口岸(ピンク)」があり、西側の人口島にはマカオのイミグレ「澳門口岸(澳門邊検大樓、ブルー)」と珠海のイミグレ「珠海公路口岸(グリーン)」があります。
港珠澳大橋を渡って香港からマカオにいくには
個人でバスで大橋を渡ってマカオに行くには、直通バスとシャトルバスのどちらかを利用することになります。
直通バス
直通バスは、港澳快線と港澳一號ONEBUSの2種類あります。
港澳快線は、香港の尖沙咀(エレメンツ)、太子(プリンスエドワード)と、マカオの銀河(ギャラクシー)、新葡京(グランドリスボア)、金沙(サンズマカオ)、星際(スターワールド)、威尼斯人(ヴェネチアン)、美獅美高梅(MGMコタイ)、美高梅(MGMマカオ)をつなぐ直通バスです。料金は160HKドル、香港とマカオの祝日は180HKドル。
港澳快線:港澳快線
港澳一號ONEBUSは、観塘のAPMとマカオの金沙明珠坊(サンズマカオ)、威尼斯人(ヴェネチアン)、巴黎人(パリジャン)をつなぐ直通バスです。料金は平日18時以前は170HKドル、18時以降は190HKドル。香港とマカオの祝日と週末は終日190HKドル。
港澳一號:ONEBUS
<メリット>わざわざ自分で香港口岸まで行かなくてもよい。バスに乗れば直接イミグレまで連れて行ってくれる。
<デメリット>料金が高い。観塘、尖沙咀周辺に住んでいるとかでない限り、この値段を出すのであれば、フェリーで行くのと値段が変わらない。
シャトルバス
シャトルバス(通称:金巴)は、香港口岸とマカオ側イミグレをつなぐバスです。料金は昼間は65HKドル(6:00-23:59)、夜間は70HKドル(00:00-5:59)。
<メリット>とにかく安い。本数が多い。
<デメリット>香港口岸までは自分で辿り着かなくてはいけない。時間帯によってはバスに乗るのに長い列に並ばないといけない。
どちらがおすすめ?
旅行者にとっても在住者にとっても、利用しやすいのはシャトルバスの方だと思います。香港各地から、様々な交通手段で辿り着くことができますので、便利です。
そんなわけでここではシャトルバス利用での香港からマカオへの行き方を詳しく紹介していきます。
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