大規模デモの影響で、本日(8/12)の香港国際空港発着便が全便欠航になったと発表がありました。すでに搭乗手続きが締め切りになっているフライト、またすでに香港に向かっているフライト以外の便が全便欠航になりました。
香港国際空港では2日前(8/9)の13時から3日間の予定で大規模デモ(抗議集会)が行われており、昨日が最終日の予定でした。私は8/10の夕方のフライトで移動する予定だったので、香港国際空港を利用しました。その時はこんな感じの空港到着ロビーでした。
しかし、前日の事件(8/11に尖沙咀警署外で、女性のデモ参加者が警察にビーンバッグ弾(布袋弾)を打たれて、右目を負傷した事件)で、多くの市民が香港国際空港に駆け付け、デモは鎮静化するどころかさらに深刻化しています。そのため、今回、本日の香港発着便が全面欠航という事態になりました。
また空港バスもルートを変更しての運行になっています。
城巴(Citybus)新巴(First bus)は現地時間の17:00に、A系統の空港バスの空港行きは、空港のバス停(第一ターミナルと第二ターミナル)にはとまらないことを発表しています。
また九巴(KMB)も、現地時間の17:30に、龍運(LMB)のA系統の空港バスが空港のバス停(第一ターミナルと第二ターミナル)にとまらないことを発表しています。
Long Win Bus Company Limited 龍運巴士有限公司
なお、エアポートエクスプレスについては、インタウンチェックインは行えませんが、通常通り運行しているとのことです。
明日以降の香港発着便がどうなるかについてはまだ発表がありませんので、しばらくは香港国際空港を利用される方は、香港に関するニュースや香港国際空港のサイトをチェックし、航空会社に問い合わせるなど、最新の情報を得るようにした方がよいと思います。