私は無宗教ですが、宗教に興味があってお寺や廟巡りをするのが趣味です。今まで色んなお寺や廟に行ったので、自分の記録のためにも、ここで少しずつ紹介していきたいと思います。
さて、今回紹介するのは荃灣にある西方寺Western Monasteryです。今までお隣にある圓玄學院とセットで娘を連れて何度か行っています。
行き方
荃灣の兆和街から出ている81番の老圍村行きの緑のミニバスに乗っていきます。ミニバスの終点は圓玄學院ですが、その一つ手前が西方寺です。緑のミニバスなので、自分で西方寺で降りることを運転手に言わなければならないのでちょっと面倒です。でももし西方寺で降りられなくても、圓玄學院の隣が西方寺なので、圓玄學院でミニバスを降りて西方寺まで歩いていけばOK!
西方寺について
1972年に仏教団体である香港菩提学會によって創建された、仏教道場です。西方寺は1990年代後半に拡張され、現在では20万平方メートルもの広大な敷地となっています。
この門樓をくぐると、西方寺です。
天王殿には弥勒菩薩と四天王像が。四天王像、かなり迫力があります。
大雄寶殿には、西方三聖(中央に阿彌陀佛、左右に觀世音菩薩と勢至菩薩)が安置されています。
九重塔の萬佛寶塔は、その塔の土台を台湾の日月潭の慈恩塔、塔の本体を広州の六榕寺の花塔を参考にして建設されたそうです。塔の外側には素晴らしい彫刻も施されています。塔の中に入ることはできません。
ちょっとした庭園があり、鯉が泳ぐ池があったりお花が綺麗に咲いていたり。
観音像があちらこちらに。そして池にはカメさんがいっぱい。
門樓付近にある涅槃仏。小さな仏像ですが、何ともありがたい気分になります。
西方寺、広大な敷地でありながら、山の中にあるとても静かな仏教道場です。静かにお散歩したいときに向いています。
<訪問日:2020年12月23日>
西方寺Western Monastery
住所:香港新界荃灣三疊潭