先週は久しぶりにお昼に九龍城に行きました。ランチは日本でいうところの町中華のような、安くておいしいローカルレストランにて。見た目は地味ですが山楂醬排骨がめちゃくちゃ好みの味でした。

先週は友達と九龍城 Kowloon City(カオルーン・シティ)へ。

娘の夏休み期間中あまり香港にいなかったので、久しぶりの九龍城です。渋い街並み、好き。

友達は風邪気味で陳皮(みかんの皮を干して作られた生薬)を買いたいというので、まずは陳皮を買いに行きました。お店にはいろんな生薬が売られていました。このヒトデを干したものって、どうやって使うんだろう?といつも気になります。調べたら、胃痛を和らげる作用や解毒作用があり、ほかの生薬や具材と一緒に煮込んでスープとかにするみたいです。うーーん、買って作ってみる勇気ないな…

竹の足場はまだまだ健在~

買い終えてレストランへ。お目当てのレストランはこの通りにあるらしい。

見つけました、こちらの「粗菜館 Tso Choi Restaurant(チョーチョイ・レストラン)」です。見たところ、地味な町中華的な感じのレストラン。

ランチメニューは58HKドルからとお手頃な感じ。

平日の14時。ドアを開けて中に入ると、お客さんがおらず、店員さんが座っておしゃべりをしていました。誰もお客さんがいない=不味いのでは…?と思って、やや心配になりました💦
壁には今年亡くなった美食家「蔡瀾(チョイラン)」先生の書がありました。そうそう、蔡瀾先生って私てっきり香港人かと思っていたら、シンガポール生まれのシンガポール人だったんですね。

テーブルに座りました。店内の大きな鏡には、著名人のサインがぎっしり。日本人のもありましたよ。
店内には、私たちのほかに、女性二人、男性二人がいました。このうち、男性二人は30代と思われる店員さんと、若い店員さん、女性二人は、店員さんと、男性店員のお母さん(中国から息子に会いに来た様子)らしく、内輪話で盛り上がっていました。女性店員のおばちゃんは、荃灣に住んでいるらしく、「へーそこに住んでるんだー」と心の中で相槌を打つ私でした🤭ちなみに、男性店員さんは香港人の俳優の張繼聰にそっくりでした。

改めて…ランチメニューをチェック。私は山楂醬排骨(サンザシソースの骨付きばら肉の酢豚)、友達は豬油炒飯(ラード炒飯)を注文。

やってきたのは私が頼んだ山楂醬排骨。ごはんと老火湯(煮込みスープ)つき。

スープはにおいが独特でしたが、おいしかったです。

こちらが山楂醬排骨↑サンザシ入りのソースで炒めた、生炒骨。香港では、いわゆる日本でいう酢豚を「生炒骨」とか「咕嚕肉」とか呼びます。「生炒骨」は、骨付きばら肉(スペアリブ)を使って衣をつけてあげてから甘酸っぱいソースを絡めて炒めたもの。「咕嚕肉」は、ばら肉を使って衣をつけてあげてから甘酸っぱいソースを絡めて炒めたもの。後者は普通パイナップルが入っています。そのため、日本の酢豚は後者のほうに似ています。両方とも上げてからソースを絡めますが、このソースも少し違いがあるようです。

さて、こちら↑料理の名前にもある通り、サンザシの酸味がよく効いたソースで甘さ控えめ、アツアツでとてもおいしかったです。よく見たら、サンザシがそのまま入っていました。初めて食べるタイプでしたが、酸味が強めで好みの味でした。

そしてこちらが豬油炒飯。日本語にするとラード炒飯?なんか油+油なイメージがわきましたが、やってきた炒飯は脂っこい様子もなく至って普通。見かけはシンプルですが、味見してみると、さっくさくの炸豬油(豚の脂身を炒めてラードを作るときに残るカリカリの脂身)が入っていて、食感が面白く味わい深い炒飯でした。
どちらも今回食べたのはシンプルなローカル広東料理でしたが、どちらも味わい深く、お値段お手頃。おいしいランチでした。店員さんが感じよかったのもポイント高かったです。
<利用日:2025年8月22日>
粗菜館 Tso Choi Restaurant
住所:九龍城衙前圍道17A號地舖
営業時間:11:30~22:30