元朗に行ったついでにおいしい老婆餅と沙翁を買いに行ってきました!
香港には歴史のある唐餅(中華菓子)屋さんがいくつかありますが、そのうちの一つ、元朗の大同老餅家に行ってきました。大同老餅家Tai Tung Bakeryは1943年創業の、元朗で最も古い唐餅のお店。私はもともと老婆餅ってそれほど好きではなかったのですが、ここの老婆餅を数年前に食べてすっかりハマってしまい、元朗に来ると絶対ここの老婆餅を買いに来ます♥
先日、コロナの強制検査のため、検査キットを元朗に取りに行きました↓
無事検査キットをゲットしたあと、お腹がものすごく空いていた(検査前2時間は飲食をしてはいけないことになっているため、朝から何も食べていなかった)ので、家に帰って検査をしてから、老婆餅を食べよう!と思って大同老餅家へと向かいました。




元朗は古い町です。細い路地があちこちにあり、様々なお店があって、街歩きがとても楽しい場所です。老舗の唐餅屋さんやレストランなんかも沢山あります。


軽鐵Light Railが通っていたり、周囲の村に向かうミニバスが走っていたり。
大同老餅家は阜財街と言う通りにあります。ここが本店です。ほかの老舗の唐餅のお店と違い、大同老餅家はほかの場所にあまり支店を出しておらず、元朗以外では、沙田、荃灣、灣仔にしか支店がありません。私は荃灣に住んでいるのでいつでも買えるといえば買えるのですが、お菓子の種類がやはり本店のほうが圧倒的に多いので、本店のほうが好きです。
袋に詰められたお菓子もいっぱい売っています。素朴なお菓子が多く、どれもおいしそう。
パンも売っています。沙翁がおいしそうだったので、沙翁を1個買うことにしました。1個6HKドル(約84円)。
そしてもちろん老婆餅も買いました。原味(オリジナル)を3個で、27HKドル(約379円)。本当はすぐにでも食べてしまいたかったのですが、まだ検査をする前だったのでひたすら我慢。家へと急ぎました。
検体採取を終えて提出に行った後、やっとありつけたおやつタイム!!右が沙翁で、左が老婆餅。沙翁は日本でいう揚げパンみたいなものですが、ここの沙翁は揚げてあっても全然脂っこくないです。砂糖がかなりふんだんにまぶしてあるので、カロリーは結構高そう。老婆餅のほうは原味(オリジナル)にしたので、中はもちもちの冬瓜のあんが入っています。外側はサクサクした生地で、甘さが控えめでものすごくおいしい!超おすすめです。
私は沙翁から食べ始めたのですが、娘に見つかってしまい、結局ほとんど娘に食べられちゃいました。老婆餅は外側はいいのですが、中のあんが3歳児にはまだちょっと難しい味だったようです。
<利用日:2021年5月5日>
大同老餅家Tai Tung Bakery
住所:元朗阜財街57號