アジアおでかけブログ

香港在住。8歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

香港|大埔の火災のニュース(11/28)

大埔(タイポー)の宏福苑 Wang Fuk Court(ワンフック・コート)で11/26に起きた火災ですが、今朝鎮火されました。時間がたつにつれて被害状況がわかってきています。

本日(11/28)午後の鄧炳強保安局局長の発表によると、現時点での死者は128名、このうち108名は火災現場で死亡が確認され、4名は搬送先の病院で死亡が確認され、のこり16名は遺体が建物の中に残された状態とこのとです。死者のうち、39名はすでに身元が確認されています。行方不明者は約200名で、これには身元が確認されてない89名の遺体も含まれているとのことです。

初期の検査では、ビルの保護ネットは防燃要求を満たしていたものの、窓を覆うのに発泡スチロールボードが使われていたことがわかっています。まず宏昌閣(宏福苑の8棟のビルのうちの一つ)の低層階から出火し、発泡スチロールボードを伝ってほかの棟に延焼し、またガラスが割れて火がもの勢いで室内にも広がり、さらに高温で竹の足場が燃えて折れた竹が落下し別のネットに火が移り、火災が広がったのではないかとみられています。

また、高層階から落ちてくる燃えた竹で、消防隊員が建物の入り口や緊急出口にたどり着けず、さらに消防車両を停車する場所の確保が難しく、救助活動、消火活動が困難を極めたとのこと。

次に、楊恩健消防處處長の発表によると、今朝10時18分に鎮火、これまでに消防車391台、救急車185台が出動し、消防員2311名が消火や救出作業にあたったそうです。また8棟の火災警報アラームを調べたところ、電源は入っていたものの警報アラームが鳴らなかったとのこと。

この警報アラームが鳴らなかった件は助かった住民から早くから指摘されていました。たとえ電源が入っていても音が鳴らなかったなんて、アラームの意味を全くなしていない⋯それに工事現場に発泡スチロールボードが使われていたなんて⋯