ちょっと辺鄙なところにある順徳料理の海鮮レストラン。会員制レストランですが、友達と行ってみたら会員でなくても入れたので、ランチに利用して人気の酢豚など食べてきました!
先日、友達が「なんか辺鄙なところに一軒だけぽっつーんとあるレストラン(in the middle of nowhereと表現していました🤭)に行ってみたいんだけど…」というので、連れて行ってもらいました。友達の言葉を聞いて、野原に一軒だけぽつんと建っているレストラン(「アルプスの少女ハイジ」の家?)が頭に浮かび、佐敦 Jordan(ジョーダン)にそんな贅沢な環境のレストランあったかなぁ?と思いながら、友達についていきました。
尖東 Tsim Sha Tsui East(チムサーチョイ・イースト)から、車の通りが激しくて、建物があまりないところ(理工学院や軍営の近く?)を歩いていきました。確かに、こんなところにレストランあるの?という場所を歩いていき、辿り着いたのがコチラのレストラン☝
別に原っぱの真ん中にぽっつーんなレストランではありませんでした。でも周りには病院やスポーツグラウンドがあって、ほかにレストランはなさそう。実は私も気になっていたレストランでした🤭何年か前に娘の学校の用事でこのあたりに来た時に、このレストランの前を通りかかったことがあったんです。確か、会員制のレストランのハズ…と思って恐る恐る近づいてみました。
やはり入口に香港政府華員會 Hong Kong Chinese Civil Servants' Association、略してHKCCSA)と書かれていて、会員用のレストランでした。調べてみたら、香港政府華員會は1914年に創立された、香港の公務員や引退した元公務員のための組合だそうです。随分歴史がありますね。建物が古くて歴史がありそうで気になっていたのですが、会員制のレストランとわかってしまうと、なかなか敷居が高いです。でもせっかくここまで来たので、ダメもとで聞いてみたら、特に会員ではなくても入れました🤗
中に入ってみるとこんな感じ☝水槽がドーン!に、天井が低く、昔ながらの海鮮レストランと言った感じの店内。満席でテーブルがなかったのでちょっと待ったら、水槽の横にテーブルを用意してくれました。
水槽の横…ですよ。隣に大きな魚🤣写真には写っていませんが、スッポンもいました。
メニューはこちら。点心も、ランチセットメニューもありました。周りを見てみると、どのテーブルも太子成名脆皮咕嚕肉(皮がサクサク酢豚)を頼んでいたので、私達も脆皮咕嚕肉を注文しました。そのほか、もう一つランチセットメニューから蒜香煎焗排骨(ニンニク味の焼きスペアリブ)と、点心メニューから鯪魚肉醬茄子(ケンヒーと言う魚のすりみを茄子につけて揚げ焼きにしたもの)を選びました。
お茶は壽眉(サウメイ)にしました。まず最初に来たのは、蒜香煎焗排骨☝ニンニク味の焼きスペアリブ。これ順徳料理らしいです。ニンニクの味がかなり効いていて、とてもおいしかったです。ただ骨があるのでちょっと食べにくかったです😅
鯪魚肉醬茄子☝これもお店の看板料理っぽかったので注文してみました。茄子に鯪魚(ケンヒーと言う魚?)のすりみをつけて揚げ焼きにしたものです。結構油っぽかったです。茄子のほかに、苦瓜やレンコン、唐辛子バージョンがありました。隣のテーブルは人数多めだったので全種類頼んでいました😲
そして最後はこちら☝の太子成名脆皮咕嚕肉。咕嚕肉(グールーヨッ)というのは日本で言う「酢豚」です。これは広東料理なので、香港だとあちこちで食べられます。今年の夏旅から香港に戻ってきたときに、咕嚕肉がかなり食べたくなって、その影響もあって最近は咕嚕肉と見ると試したくなっている私です。このレストランではどのテーブルもこれを頼んでいたので私達ももれなく注文しました。
見かけは完璧!なんともおいしそうなオレンジ色♡熱々の出来立てが来ました~食べてみると、名前に脆皮(チュイペイ、サクサクの意味)とあるようにサクサクだったのですが、皮がとても厚い!味は酸っぱさもありますが甘みが強め。私の好みのタイプは皮が薄めでサクサク、酸味強めなので、ちょっと残念でした。まあ好みの問題なので、こういうタイプの咕嚕肉が好きな人もいると思います。気になる方は是非お試しあれ。
おまけ。店内にもしっかりメンバーオンリーと書かれていました。が、特に何も言われることなく、食事できました👍ほかにも有名な料理がありそうだったので、次回はもっと大人数で来られたらいいなと思いました。
順德公漁村河鮮酒家 Shun De Kung Seafood Restaurant
住所:佐敦偉晴街24-26號地舖
営業時間:5:30~0:00