香港に7年以上住むと、「永久居民権」つまり永住権を申請することができます。前回は娘の永住権申請書類について書きました。今回は書類提出について書きます。
「永久居民権」の申請は、正式には核實永久性居民身份證資格 Verification of Eligibility for Permanent Identity Card(「永久性居民身分証」資格確認申請)と言います。まずは今年の春、夫と私が先に満7年を迎えたので、先にこの「永久性居民身分証」資格確認申請をし、「永久居民」となりました。その際は、色々あってエージェントを通して申請をしました。娘の申請は私が行いました。ここでは娘の申請について書いていきます。
昨日は提出書類について書きました☟
今回はその書類を申請に行った時のことについて書きたいと思います。
書類提出について
書類提出は郵便、イミグレに投函ボックスに投函、オンラインの3つの方法で行うことができます。
郵便
郵便で郵送する場合は、こちらへ☟
Right of Abode Section
3rd Floor, Administration Tower,
Immigration Headquarters,
61 Po Yap Road,
Tseung Kwan O,
New Territories
イミグレの投函ボックスに投函
直接、將軍澳 Tseung Kwan O(ジョングァンオー)の入境事務處總部 Immigration Headquaters(イミグレ本部)の3階カウンター横にある投函ボックスに投函します。住所は郵送の場合の住所と同じです。
オンライン
オンラインでの申請も可能です。こちらから☟行います。
補足書類はアップロードできるファイルの種類や大きさが決まっています。
ファイルの種類:JPEG, PDF, GIF, PNG or TIF (RAW, LZW, JPEG, CCITT-G4)
ファイルサイズ:ファイルごとに5MB以下
注意事項
どの申請方法であれ、「申請者本人が書類提出時に香港に滞在している」というのが条件です。そのため、海外からオンラインで提出したり、申請者が海外にいて代理人がイミグレ本部に投函に行ったりすることはできませんので注意です。提出が終われば、旅行などで香港を離れても構いませんので、提出時に必ず香港に滞在しているようにしてください。
娘の書類提出
郵便だと到着までどれくらい時間がかかるかわからないので、イミグレ本部の投函ボックスに直接提出するか、オンラインで申請しようと思いましたが、結局、イミグレ本部の投函ボックスのほうが確実だと思ったので、イミグレに出向くことにしました。
提出書類を揃え、10月29日、將軍澳 Tseung Kwan O(ジョングァンオー)の入境事務處總部 Immigration Headquaters(イミグレ本部)へ。
建物入って、3階へ。
3階には居留權組 Right of Abode Section(居留権セクション)、人事登記處-將軍澳辦事處 Registration of Persons - Tseung Kwan O Office(人事登記処-將軍澳事務所)が入っています。
二種類の受付カウンターがあり、まっすぐ行くとIDカード申請のための人事登記処、左に行くと居留権セクションの受付カウンターです。居留権セクションの方に行きます。
居留権セクションのカウンターの左側に投函ボックスがあります。が、ここで気が付いたのが、私、書類をクリアファイルに入れて持ってきていて、封筒に入れるのを忘れていた…ということ。ファイルに入れたまま投函ボックスに入れると、書類がばらけるのではないか?と心配になったため、結局カウンターに並びました😅
カウンターのところには10名ほど並んでいました。ずいぶん昔の出生証明?滞在証明?らしきものを持っているおじいちゃんや、書類を抱えているインド人のお父さんや中国人の家族、コロナの影響で滞在期間に問題があった学生らしき女子などなど。
ほどなくして私の番が来たので、カウンターに行き、係の方に提出書類を見せて、娘の永住権申請に来た旨を伝えました。封筒忘れちゃって…と言ったら、「いいですよーここで受け取りますから」と言って、そのまま書類を渡すとささっと書類に目を通してくれてピンでまとめてくれました。特にレシートみたいなものはなく、これで提出終了。
15時ごろ、イミグレを後にしました。