アジアおでかけブログ

香港在住。6歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

<香港映画>「二次人生」見てきた 香港らしさがつまった作品

広東語を勉強しているのでなるべく香港映画を見よう!ということで、ポスターを見て気になった「二次人生I still remember」という映画を見てきました。

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「二次人生」あらすじ

特に夢も理想もなく毎日何となく過ごしていた不動産の仲介、志行(胡子彤)。小さいころから母にかわいがられ、ずっと平凡な毎日を過ごしてきた。ある日、志行は小学校の恩師である体育教師の黃sir(譚耀文)と再会する。黃sirは亡くなった妻(陳逸寧)との10㎞マラソンを完走するという約束を守るため、自分の病も構わず大会に向けて準備を始める。その頃、黃sirの教え子の天心(蔡裕彤)も、自分の夢であるアイドルに会うためマラソンをし始め、人生初めて5㎞マラソンを完走する。志行は黃sirや天心がそれぞれ目標に向かって奮闘する姿を目の当たりにするものの、自分自身は人生の岐路に立ちながらどっちつかずのまま。そんな中、突然20年前の記憶がよみがえり、彼の心のもやもやを消し去っていく…

いざ映画館へ

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「二次人生」チケット

荃灣にある百老匯院線Broadway Circuitの映画館で、11時10分からの回で見ました。60HKドル(約841円)。

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百老匯院線Broadway Circuit

小さな映画館です。荃灣廣場Tsuen Wan Plazaの中に入っています。

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「二次人生」

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百老匯院線Broadway Circuit

映画が始まる数分前に到着。私の前にはお客さんはいませんでしたが、後ろには数名いました。

「二次人生」見た感想

映画の内容はかなり簡単、わかりやすいです。ものすごく刺激的な内容は全くありませんが、香港らしさがつまった作品だと思います。ロケ地となった場所も、何文田、土瓜灣、九龍城といかにも香港っぽい場所が選ばれています。

マラソン映画と書かれている論評もあって、面白いのかなどうかな?と思いましたが、映画の内容はマラソンというよりはマラソンを走る人々の裏側にある人生にスポットライトがあてられていて、マラソンに興味がなくとも楽しめると思います。

監督インタビュー記事を読んだのですが、それによると映画撮影中に資金難で役者のお弁当代にも困るほどだったとか。それでも映画を撮りたいという監督の気合いは「二次人生」の映画の内容にも通じるものがあると思いました。