あと2か月で35年の歴史に終止符を打つ「名都酒樓」。先週の平日のお昼、友達に連れられて飲茶に行ってきました。

先週の水曜日は友達と金鐘 Admiralty(アドミラルティ)にある「名都酒樓 Metropol Restaurant(メトロポール・レストラン)」に飲茶に行きました。ここは、日本発の中国料理レストラン「聘珍樓」グループのレストランで、ワゴン式飲茶を楽しめることから、日本人観光客にも有名なレストランです。9月27日に閉店するというニュースが出てから、友達に飲茶に行こうと誘われていて、先日時間が合って飲茶に行ってきました。

到着してすぐに、壁に貼られた「閉店のお知らせ」が目に入ってきました。


機械で番号札を受け取りました。

あとはひたすら待ちました。

名店の味をご自宅でも…

近くで写真を撮りまくっているおじいちゃんがいて、私もつられて撮ってみました。予約ボード…

予約名簿↑も、今年の9月~12月のものがありました。この札が貼られた時は、まだ9月の閉店は知らされていなかったのでしょうか。12月までとなっているのがもの寂しいですね。最終日は沢山予約が入っているのかな?なんて考えていたら、この予約名簿と写真を撮るおじいちゃんおばあちゃんがいました。常連さんでしょうか。

窓の外は強い日差し…

20分くらいすると待っているお客さんは半分くらいになりました。そろそろ呼ばれるかなー?

やっと番号が呼ばれ、391番テーブルに行くように言われました。左側の扉入ってすぐのテーブルでした。

お茶は何かいいか聞かれたので、普洱(ポーレイ)にしました。


まずは食器を洗いました。


メニューをチェック!!点心は小39、中45、大48、特52、頂68、腸粉50HKドル。

ワゴン式飲茶が有名なお店ですが、行った時間が遅かったのか、ワゴン式ではなく、お店の真ん中あたりに点心が集められて、そこに自分で取りに行く方式になっていました。寂しかったのでワゴンを押してキッチンに戻っているおばちゃんの後姿をパチリ…

あんまり選択肢がなかったので、適当に選んでテーブルへ。


鮮蝦韭菜餃(エビとニラ入り餃子)は、皮がもちもちしている餃子。潮州蒸粉果(ニラやピーナツ豚肉入りの蒸し点心)も、皮がもちもち。白いのはたぶん米糕(お米か雑穀?で作った蒸しケーキ)だと思いますが、こちらももちもちしていておいしかったです。右の写真は、叉燒包(叉焼まん)です。

まだお腹が空いていたので、オーダーシートから注文です👍よく考えたら、こっちのほうがアツアツの出来立てが食べられるのでいいかも?


左は魚籽燒賣皇(とびこが載ったエビ焼売)。こちらは皮が日本の焼売のような感じで、中にはエビがごろっと入っていました。右は水晶鮮蝦餃(エビ餃子)。こちらもエビがたっぷりでした。

最後は、蔴蓉包(ゴマあん入りあんまん)。こちらは想像していたものと違い、白いペースト状のあんが入っていました。一口食べて友達が「ねぇ、これ、蓮蓉包(蓮の実のあん入りあんまん)じゃない???」といったぐらい、蓮蓉包に似た味でした。もうちょっとゴマ味きかせてほしかったかなぁ。ほかの点心がおいしかっただけに、これだけがちょっと残念でした。

お会計は…398HKドル。閉店までにまた来られるかどうかわからなかったので、とりあえず食べたいものだけ食べてお腹いっぱい😋たまにはちゃんとしたレストランで飲茶ランチもいいもんですね。

帰りは15時。もちろんお客さんは誰も待っていませんでした。
<利用日:2025年7月23日>
名都酒樓 Metropol Restaurant
住所:金鐘金鐘道95號統一中心4樓
営業時間:08:00~15:30、17:30~22:00