久しぶりに深水埗の古墓博物館に行ってきました!もともと生死感に興味があるので、今まで何度か訪れたことのある博物館です。後漢の時代のお墓が一般公開されています。
この間、尖沙咀 Tsim Sha Tsui(チムサーチョイ)から、前深水埗配水庫 Ex-Sham Shui Po Service Reservoirと、嘉頓山 Garden Hillに行ったあと、実は散歩はそこでは終わらず、李鄭屋漢墓博物館 Lei Cheng Uk Han Tomb Museum(レイチェンオッ・ハン・トゥーム・ミュージアム)へも行きました。
さてやってきました!
1953年の石尾の火災の後、1955年に李鄭屋邨(公営団地)を建てる際に、建築作業員が東京街の端の山のふもとに古いお墓を発見しました。そのお墓を整備してお墓を一般公開し掘り出された埋葬品を展示しているのがこの李鄭屋漢墓博物館です。
李鄭屋漢墓博物館ではこのお墓が見つかった経緯の説明や出土品を展示室で見られるほか、実際に発見されたお墓を見ることができます。
こちらの展示は発見と発掘の様子です↑
博物館の変遷(左)とお墓の構造と材料(右)。
お墓は後漢時期のお墓と見られていて、お墓からは陶磁の家型の模型や各種陶器、青銅器など58点の文物が出土されました。ところが不思議なことにいまだ骨は全く見つかっていないそうです。
そして実際の漢墓へ。もちろん中を歩くことはできませんが、ガラス越しにお墓の中を眺めることができます。
お墓の中は十字形の洞窟になっています。一体どんな人のためのお墓なのかさらなる研究が待たれるところです。
李鄭屋漢墓博物館 Lei Cheng Uk Han Tomb Museum
開館時間:10:00~18:00
休館日:木曜日
おまけ。李鄭屋漢墓博物館に行ったら、その隣にある漢花園 Han Garden(ハン・ガーデン)という公園を散策するのもおススメです。今回も博物館の帰りに漢花園を散歩しました。
公園を一周散歩しました。以前のお散歩☟はこちら。
漢花園 Han Garden