昨日は荃灣でランチしてからどこかに出かけようと思っていて、まずは兆和街の全記に行ったのですが、なぜかシャッターが閉まっていました。時計を見るとすでに12時。どこに行っても混む時間帯なので、近場で食べるところを探すことに。
眾安街まで来たところで、九龍餐室Kowloon Restaurantが目に入ったので、久しぶりに九龍餐室でランチすることにしました。
こちらが九龍餐室の荃灣店。九龍餐室は、現在、尖沙咀、銅鑼灣、深水埗、そして荃灣の4店舗展開しています。
写真はお店を出た時に撮ったものですが、到着した時はすでに並んでいる人がいて、私たちは子連れだったこともあり、店員さんがわざわざ「お子さんいるから、卡位(ボックス席)のほうがいいよね?」と聞いてきてくれて、卡位があくまでちょっと待ちました。


パンやタルトを眺めながら席を空くのを待ちました。店頭では焼き立てのパンやタルトが売られています。特に有名なのが、巨大な菠蘿包(パイナップルパン)。オレンジで囲んであるのがそれです。ほかのパンと比べると、その大きさがわかると思います。ほかのお店のパイナップルパンの1.5倍はあります。


卡位が空いて、店員さんに呼ばれて店内へ。黄色いのがランチメニュー。もうひとつは常時頼めるメニュー。ほかにもアラカルトなど色々。娘に「何食べたい?」と聞いたら、
私はパイナップルパンが食べたい!!
と即答…いやいや、まずはランチだよーと言いつつ、メニューを見せると、
これ(沙爹牛肉麵:サテービーフ麺)かこれ(奶油脆豬:サクサクパンのコンデンスミルクがけ)がいい!!
だって。私のイメージでは、ランチメニューからの注文だったのだけど…娘が絶対麺がいい!というので仕方なく、娘の最初言っていた沙爹牛肉麵(セットA)ではなく、リコピンが取れそうな番茄濃湯(濃厚トマトスープ)麺(セットB)にしてみました。一緒にいたヘルパーさんにはランチメニューの1番を注文。
まずはこれ。私はアイスレモンティー。ヘルパーさんはアイスコーヒー。


私が娘と食べようと頼んだセットBがやってきました。スクランブルエッグとトースト。これはまあ良くて、注目はトマトががばぁぁぁっとかけられたこの米粉(ちなみに、インスタント麺や米粉、米線、マカロニから選べる)、ものすごい量。具も選べて、手で割いた鶏肉にしてみましたが、鶏肉が見えなくなるほどのトマトの嵐…
正直、トマト好きの私もひき気味でしたが、娘にあげてみたら意外においしいみたいで、1/5くらい食べてくれました。量が多かったのでちょっと時間がかかったのですが、あとは私が無事食べ終えました。
こちらはヘルパーさんに頼んだ、ランチメニューの1番のセット。よく茶餐廳で見かける香港風グラタン。中にはパスタ(パスタかご飯か選べる)、キノコや野菜、ハムに鶏肉が入っています。これもすごいボリュームだったようでした。
娘はというと、麺とセットのパン半分を食べてから、
パイナップルパン食べたい!
というので、パンを追加注文しました。
追加注文した巨大な菠蘿包(パイナップルパン)、やってきましたー。娘の顔より大きく、大人の顔くらいあります。全部は食べられないだろうと思い、半分に割って渡してあげると、ペロリ。さらに、1/4、また1/4食べて、なんとひとりで全部食べ切りました。これにはびっくり。
さすが香港生まれ香港育ち。すっかり香港人並みか!
驚く母でした。
この日のお会計。121HKドル(約1,706円)でした。
菠蘿包だけでなく、セットメニューもボリュームたっぷり。トマト地獄だったけどいい経験になりました。
<利用日:2021年4月10日>
九龍餐室 Kowloon Restaurant 荃灣店
住所:荃灣眾安街14號