
今日は立秋。暦の上では秋の始まり。でも相変わらず暑かった香港。尖沙咀 Tsim Sha Tsui(チムサーチョイ)に行って散歩をしようと思い、久しぶりにプロムナードを歩いてみました。


景色はよかったものの、金曜日ということもあり観光客が多め。さらに日差しが強くて暑かった(この時、気温33度位)ので、そのまま「香港藝術館 Hong Kong Museum of Arts(HKMOA香港芸術館)」に行きました。

こちらが「香港藝術館」です。入場は無料。館内にはベンチや椅子があちこちにあり、座ってのんびりしている人は結構いましたが、思ったよりも混んでいませんでした。特に、作品を鑑賞している人はそんなに多くなかったので、割と快適にゆっくり鑑賞できました。

私が今回見に行ったのは、「好物有型 Art Personalised」という展示です。




展示されていた現代アートの作品は生活に身近なものをアートにしたものが多かったように思いました。現代アートも面白いとは思ったものの、清代とか古い芸術作品の方に惹かれました。


左:粉彩石榴喜鵲紋天球瓶 「大清雍正年製」款 清 雍正(1723-1735) 陶磁
右:大雅齋粉彩花卉紋碗 「永慶長春」款 清 光緒(1875-1908) 陶磁
オレンジがかった赤い色や紫色。古さを感じさせない綺麗な色合い。


左:淺浮雕龍鳳紋玉蓋碗一對 19世紀 翡翠
右:銅胎畫琺瑯開光「三羊啟泰」、「荷花鴛鴦」紋暖手爐 18世紀 エナメル
中国では昔から、翡翠は魔除けであったり、心を落ち着かせたりするものと信じられていたそうです。特に清の乾隆帝は翡翠を愛し、精巧な彫刻が施された翡翠の器が多く生み出されました。写真で見るとあまりよくわかりませんが、実物は龍と鳳凰が彫刻された、一対の器(写真は片方のみ)です。
バスケットのように見えますが、二層構造のカイロです。内側の層に炭を入れると、暖かい空気が外側の層に回り、暖かいのに火傷をしないという構造になっています。


左:銅胎掐絲琺瑯八吉祥紋大缽 「乾隆年製」款 清乾隆(1736-1795) 金属(クロワゾネ)
右:蜂花蝶蹤 19世紀 水粉通草紙本
クロワゾネというのは、金属の土台の上に細い金属線で模様を形作り、その隙間にエナメルを詰めて焼き上げたもの。
右は通草紙に書かれた水彩画。ハチが本物のように生き生きと描かれていて目を引きました。

「香港藝術館」はビクトリア湾沿いに建っているので窓からの景色も美しいです。美術センスがほとんどない私ですが、美しい作品を見て心癒されました。

尖沙咀鐘樓 Hong Kong Clock Tower(香港クロックタワー)は修繕工事中。

スターフェリーがやってきたので、写真に撮ってみました。周りは観光客いっぱいでした💦

暑いので日陰を通って、地下道に入り、MTRで帰宅しました。
<利用日:2026年8月7日>
香港藝術館 Museum of Arts
住所:九龍尖沙咀梳士巴利道10號
定休日:木曜日