香港島の西灣河にある香港映画資料館に行ってきました!展示室では、映画の予告編の変遷を紹介した展示があり、散歩ついでに見学してきました。
先月、友達と西灣河 Sai Wan Ho(サイワンホー)に行ったついでに、香港電影資料館 Hong Kong Film Archive(香港映画資料館、香港フィルム・アーカイブ)に行きました。
資料館はカラフルな外観の5階建ての建物です☝展示室とミニシアター、資料室などが入っています。香港映画の展示や上映のほか、研究や修復なども行っている施設です。
中に入ると映写機が展示されていました。以前香港にあった映画館「皇后戲院 Queen’s Theatre(クイーンズ・シアター)」で使われていたものだそうです。
今、香港流行文化節 HK POP Culture Fest(香港ポップカルチャー・フェスティバル)を開催中。
展示室では、11月3日まで映画の予告編(トレイラー)の変遷を紹介した「萬象之華 ― 香港電影預告片珍藏展Coming to a Theatre Near You - Gems of Hong Kong Film Trailers」の展示が行われています。詳しくはこちらを☟
Coming to a Theatre Near You - Gems of Hong Kong Film Trailers - Hong Kong Pop Culture Festival
中に入ると、あちこちに映像が。
1940年代から現在に至るまでの映画の予告編が紹介されています。以前はわざわざ予告編として撮影することはなく映画自体から抜粋したものだったため予告編が長めだったことや、たとえば李小龍(ブルース・リー)の映画でも放映する国によって予告編がだいぶ異なること(マーケットのニーズに合わせ、予告編の焦点を変える)、などなど実際の予告編の映像を見ながらその変遷をたどることができます。
發哥(チョウ・ユンファ)若い!!🤭私も結構子供の頃から香港映画は好きで、殭屍先生(邦題:霊幻道士)や張國榮(レスリー・チャン)の映画、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督作品はほとんど見たし、成龍(ジャッキー・チェン)の警察故事 Police Story(ポリス・ストーリー)とか醉拳 Drunken Masterとかも見た記憶があります。でもよく考えたら、私って、李小龍(ブルース・リー)の作品を最初から最後までちゃんと見たことってないんですよね。時間があるときに見てみようと思いました。
展示室ですがかなり小さくサラッと見られますので、わざわざここ目当てに西灣河まで行く必要はないと思いますが、もし近場まで行くことがあれば散歩がてら行くのが良いかと思います。むしろこの展示よりも、香港文化博物館 Hong Kong Heritage Museum(香港ヘリテージ・ミュージアム)の展示のほうが充実しているのでもし香港映画に興味がある方は、香港文化博物館の方がおススメです。
<訪問日:2024年9月>
香港電影資料館 Hong Kong Film Archive
住所:西灣河鯉景道50號
開館時間:
月、水〜日曜日 10:00〜20:00
クリスマスイブ、旧暦大晦日 10:00〜17:00
休館日:火曜日(祝日以外)、旧正月元旦とその翌日
オフィシャルサイト: