先月(5月)に大埔にオープンしたばかりの業務スーパーに行ってきました。業務スーパーは、神戸物産が運営し、日本で業務用食材を販売しているスーパー。今回大埔にオープンしたのが、香港1号店になります。
大埔の街並みに、いきなり現れる緑の「業務スーパー」の看板。まさに日本で見る看板そのものです。
店先には、日本産のお茶のペットボトルのほか、牛乳パック入りの水ようかん、パンナコッタ、プリン、レアチーズが並び、目を引きました。
お店は2階建てで、1階は冷蔵食品、冷凍食品、調味料などが売られており、2階は主にお菓子や、アルコールが売られていました。
冷凍食品は、さつま揚げみたいなものやパプリカ、餃子などが売られていて、結構攻めてるような感じもしました。特に餃子は色々な種類が売られていて、点心で舌が肥えた香港人に受け入れられるのか気になるところでした。
オープン当初は列ができるほど注目を集めていたようですが、私たちが行った6月初めは平日だったためか?お客さんはまばら。店内は思っていたよりも小さく(総面積約140平方メートルとのこと)、商品が業務スーパーの醍醐味である業務用サイズのものがほとんどないのが残念…香港にはほかにも「イオン」や「ドンドンドンキ」や「一田百貨」など日本食品を専門に扱うスーパーや、「優品360」「阿信屋」など輸入食品を専門に扱うお店があり、日本食品はとても簡単に手が入ります。業務スーパーは、これらのお店と差別化を図るためにちょっとそことは違った商品を売っているようです(たとえば、インスタント麺はほかに売っていない商品)が、その違いをうまく出せていないように感じました。あとは生鮮食料品がないのが残念。思ったのですが、冷凍食品が多めなので、行くお客さんを選ぶのでは。家から遠いと、冷凍食品を買って帰ろうっていう気にならないですからね。まあまだオープンしたばかりなので、これからの展開に期待したいなぁと思います。
<行った日:2021年6月9日>
業務スーパー
住所:大埔廣福道105號