毎年旧正月を過ぎてちょっと経った3月に開催される香港花卉展覽Hong Kong Flower Show(香港フラワーショー)。今年は新型肺炎の影響で、維多利亞公園Victoria Park(ビクトリア公園)での開催は中止され、ネットでのリモート展示と香港各地の公園などでの展示になりました。
今年の花展について
香港花卉展覽Hong Kong Flower Show2021
ネットでのリモート展示:3/19(午前10時)~4/19
各地での展示:3月初~
今年のテーマの花は杜鵑花(ツツジ)で、九龍公園にツツジの花壇の展示。
そして、中西區海濱長廊では、鬱金香(チューリップ)の花壇の展示が行われます。
香港18区の花壇展示は、各区の公園にて行われることになりました。
詳しくはこちらのオフィシャルサイトを参照してください↓
深水埗區園圃@荔枝角公園
荃灣區と沙田區の展示を見に行った数日後、今度は深水埗區の展示を見に、荔枝角公園Lai Chi Kok Park(ライチーコック公園)に行ってきました。
今年の深水埗區の庭園のテーマは、寶物隨處都有Tresure Galore(沢山の宝物)。草花だけでなく、木の板や廃タイヤ、空き缶やペットボトルなど廃品を利用して庭園を造っています。
カラフルでとても綺麗にまとまっていました。リサイクルなどを子供に教えるのによさそうな庭園スタイルですね。





捨てられる運命だった物たちを、素敵に蘇らせていますね。カラフルに色が塗られて目を引きました。






香港は東京とかよりも暖かいので、お花も日本とは季節感が異なります。アジサイとヒマワリが一緒に咲いているのとかよく考えると不思議ですよね。深センに住んでいた時もそうだったんですが、香港でも金木犀がほぼ一年中咲いていたりして、面白いです。
花展を見るために、あちこちの公園遊びに行くのが何となく楽しくなってきました。じっくりひとつひとつ見られるのがいいところ。次はどこの公園に見に行こうか考えるのが楽しいです。
<見に行った日:2021年3月19日>
荔枝角公園Lai Chi Kok Park