幼稚園で上気道感染症が増えているそうで、うちの娘(幼稚園児)も新型コロナウイルスの検査をしないといけなくなりました。
娘の新型ウイルスでドタバタした週末
新型コロナウイルス関連ニュース
先日東涌のフィリピン人ヘルパーさんのN501Y変異株感染で、香港政府は香港で働く全ヘルパーさんに対して5月9日までに新型コロナウイルスの強制検査を受けるように、そして契約更新時にはワクチン接種が義務とお達しを出しました。これに関しては、外国人ヘルパーだけに強制検査とワクチン強制はおかしい!とフィリピン領事館やインドネシア領事館からもクレームが出るほど、ビッグニュースだったのですが…
幼稚園の上気道感染症蔓延のニュース
これとは別に、最近幼稚園では上気道感染症が流行っていて、今日までで幼稚園・小学校あわせて23校で爆発的に感染者が増えているんです。この上気道感染症と新型コロナウイルスの病状が似ていることから、上気道感染症患者が増えたこの23校の幼稚園は5日間休園・休校となり、全職員と生徒に強制検査が課せられました。
↓関連ニュース
娘の幼稚園から強制検査のお達し
私の娘の幼稚園はこの中には入っていないのですが、 先週(4/30)の夜に幼稚園から「幼稚園で園児の欠席が増えているので、3日間休園」「5/2までに職員・園児すべてにウイルス検査を受け、結果を提出すること」という連絡がありました。そのため、週末(5/1、5/2)はこの件でちょっとドタバタしました。
新型コロナウイルスの検査ですが、香港は色々なところで受けることができます。屋外の検査所での無料検査、スポーツセンターなどでの有料検査(240HKドル)、クリニックや病院での有料検査(場所によって値段はまちまち)、そして自分で検査キットを使い唾液を採取する無料検査もあります。
娘の幼稚園の場合は、検査キット(RT-PCR検査)を使って検査してほしいとのことでした。
検査キットを取りに行く
検査キットは幼稚園でも配ってくれるとのことでしたが、ちょっと時間が合わなかったため、醫院管理局Hospital Authorityが管理している一般外来用の診療所に自分たちで検査キットを取りに行くことになりました。
最初夫が意気揚々と葵涌の診療所に取りに行くと言って出かけて行ったのですが、そこでは週末と祝日は配布を行っていないとのことで、夫から受け取れなかったと連絡がありました。なぜ最初に確認しない?とややイラっとしつつ、私がネットで確認すると、日曜日と祝日(この日は5/1でメイデー)に検査キットを配っている診療所は9間しかないことが発覚。私が元朗の診療所まで取りに行く羽目になりました。
検査キットの配布と受け取りをしている診療所リストはこちらで調べられます↓
いそいそとMTRに乗り朗屏駅下車。徒歩5分ほどで到着したのはこちら。
9時から配り始めるとのこと。到着したのは11時だったのでちゃんともらえるかどうかドキドキしながら正門に向かいました。
正門の前に列ができていて、私も列に並びました。私の前には20名ほど並んでいました。よく見ると、自動販売機があって、オクトパスカードをピッとやると、自動販売機から検査キットが出てくると言うシステムでした。
二人前のおばちゃんがオクトパスカードのエラーで受け取れなかったので、私のは大丈夫かな?と心配になりましたが、無事に受け取れました。あと10個ほどしかなかったので、もう少し遅かったら受け取れなかったところでした。あぶないあぶない。ちなみに、オクトパスカード1枚につき1個しか受け取れないことになっているらしく、さっきのおばちゃんはおそらく同じオクトパスカードを短い時間内に2度使って2個受け取ろうとしたのではないかと思います(時間を空ければ大丈夫らしいですが)。
私が受け取りを終えた後にも数名並んでいました。無事受け取り、MTRに乗って荃灣に戻りました。
ちなみに配布の隣には提出のためのカウンターがありました。一応写真を撮っておきました。
検査キットで娘の唾液サンプル採取
この日の提出時間は11時までで間に合わなかったので、翌日(5/2)の朝、娘の唾液サンプルの採取をしました。前日の夜に娘と練習したのですが、これがなかなか難しい。3歳の子供が痰を出すように唾を吐くってすごく難しいんですよね。「カーッ」とか喉を鳴らして頑張るんですが、「ペッ」といいつつ何も吐き出さない娘…
何度か挑戦して、何とか唾液サンプルを採取しました。
ちなみに、サンプル採取前の2時間は食べたり飲んだりうがいしたりしてはいけないということだったので、起きてすぐに採取しましたよ。
白いコップに唾を吐きだし、たまったもの(4mlほど必要らしい)を検査ボトルに入れます。青い紙には、香港IDカード番号と名前、誕生日、性別、携帯電話番号を書き込みます。結果はネットでもチェックできますが、SMSでも送ってくれるので、携帯番号を間違えないように書きます。
検査キットの提出
提出は屯門診所Tuen Mun Clinicまで行きました。
屯門診所の前にはながーい列ができていました。何かと思ったら、検査キットを受け取るための列でした。前日に受け取っておいてよかった…と思いました。
元朗の時と同じく、配布の隣が提出のカウンターでした。カウンターの上に置かれている機械に、検査キットの袋についているバーコードを読み取らせるとレシートが出てきます。それを受け取り、検査キットは段ボールに入れて終了。
検査結果
検査結果は3日間以内ということでしたが、かなり遅れることもあるみたいだったので、あんまり気にせず過ごしていました。すると、提出した翌日の夜にSMSを受け取りました。
ちゃんと英語バージョンと中国語バージョンの検査結果が届きました。陰性ということで、安心しました。結果は政府の専用サイトからも検索できます。
サイトからダウンロードした検査結果です。これを幼稚園に送って、一連の作業が終了。大変でした…