アジアおでかけブログ

香港在住。8歳の娘と一緒にアジアをあちこちちょっとマニアックに。香港生活、マカオ、台湾、大陸旅など。

香港映画|再見UFO Ciao UFO ~1980年代のUFO都市伝説をもとに香港返還前後の3人の男女を描いた作品~

先週日曜日(4/19)に発表された「第43回香港電影金像奨」で最優秀作品を受賞した『再見UFO Ciao UFO』。1980年代、華富邨の上空でUFOが低空飛行したという都市伝説をもとにした作品です。先月公開されたときに見に行きました。

先週日曜日(4/19)に「第43回香港電影金像奨」が開催されました。最優秀作品は、『再見UFO Ciao UFO』でした。先月公開されたとき、気になって一人で見に行ったのですが、おそらく公開当時は割とマイナーな映画だったのか(?)、私が見に行ったことを友達が覚えていて、昨日一昨日と友達二人から「この間見に行ってた映画、受賞してたね!」と言われました😂そんなわけでちょっと時間が経ってしまいましたが、『再見UFO』について書きたいと思います。

 

再見UFO (英題 Ciao UFO)

監督:梁栢堅(パトリック・リョン)

製作:錢小蕙(エミー・チン)、黃德慧(ボニー・ウォン)

脚本:江皓昕、錢小蕙

主演:徐天佑(チュイ・ティン・ヤウ)、黃又南(ウォン・ヤウナム)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)

 

ストーリー

1980年代半ば、華富邨でUFOが低空飛行したという都市伝説が世間の注目を集めた。陳子健(徐天佑、子供時代 黃焯言)、何家謙(黃又南、子供時代 徐嘉謙)、林可兒(蔡卓妍、子供時代 林相如)の3人は華富邨で暮らす幼馴染で、このUFOの目撃者でもあった。時は経ち、3人は大人になってそれぞれ別の道を歩んでいく。香港返還、SARS、金融危機など激動の時代を経て、思い通りに行かない人生を歩む中、3人は子供の頃華富邨の屋上で見たUFOの光を思い出す…

 

 

主題歌 『華富一號』黃淑蔓

 

感想

まず、ストーリーはそこまで驚きがあるものではなかったものの、「華富邨 Wah Fu Estate(ワーフ―・エステート)」での子供時代のシーンがエモくてとても良かったです。「華富邨」には数年前に散歩がてら行ったことがあり、映画に出てくる滝も見に行ったので、まさにこれだったなぁ…と思い出しながら見ていました。「華富邨」はすでに取り壊されることが決定しているので、「華富邨」の記録としてもこの映画は意味があるのではないかと思います。

そして、もともと男性二人組SHINEとして活動していた徐天佑、黃又南と、ほぼ同時期に女性二人組TWINSとしてデビューした阿Saこと蔡卓妍が、3人で主演しているというのがまた何とも言えません。時代背景など、今の40代にバシッとハマる感じ。私も40代になって、子供の頃や若い頃のことを思い出すのですが、この世代になるとその昔の記憶が今の糧になっていると気づくことがあります。そんな思いが込められている作品に感じました。

映画は実は2018年にクランクアップし、2019年公開予定でしたが、民主化デモやコロナなどで公開が遅れ、今年3月にやっと公開となりました。そのため、映画内で描かれ、主人公たちが影響を受けたのは香港返還、SARS、金融危機ですが、コロナなどでさらに経済的に打撃を受けた今だからこそ、この映画から何か感じられるものがあるような気がしました。

 

おまけ

映画を見に行ったのは、屯門 Tuen Mun(チュンムン)の「新都商場 New Town Commercial Arcade(ニュータウン・コマーシャル・アーケード)」という古いモールに入っている映画館。

朝9時の回を見に行きました。朝にしてはそこそこお客さん(10名くらい?)が入っていました。